フィギュアスケート女子で4大陸選手権金メダル2個の三原舞依(25=シスメックス)が20日、新たな練習拠点の完成を喜んだ。
神戸市内にオープンした「シスメックス神戸アイスキャンパス」の開業セレモニーに出席。同じ所属の坂本花織、壷井達也、三宅咲綺とエキシビション演技を披露し「念願の通年リンク。作っていただけるというお話に、すごくびっくりしました。いつも帰り道などに見て、外壁ができていたり、夢のような時間でした。こうして滑らせていただいて、1つの大きな夢がかなった。現役として滑られる時間も限られてくる中で、練習をたくさん積めるリンクを作ってくださって、感謝の思いでいっぱいです」と力を込めた。
自身は24年12月の全日本選手権で右足首と股関節の状態が悪化し、フリーを棄権した。以降はジャンプもできない時期があり、片足のスケーティングから始めたという。
26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンはショートプログラム(SP)が「戦場のメリークリスマス」、フリーは「ジュピター」を舞う。新シーズンの本格化を前に「ケガを悪化させないことが第一。シーズン最後まで本当に悔いなく、毎日しっかりと練習を積んで、試合に出て…という日々を過ごしていきたいです。最後まで、元気いっぱい走れたらいいなと思います」と誓いを立てた。【松本航】
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