「笑ゥせぇるすまん」より(C)藤子スタジオ/TV TOKYO【モデルプレス=2025/06/20】藤子不二雄A氏による漫画「笑ゥせぇるすまん」の実写ドラマ化(全12話)が決定。7月18日よりPrime Videoにて独占配信される。
【動画】実写「笑ゥせぇるすまん」ティザー映像
◆「笑ゥせぇるすまん」実写ドラマ化
原作は伝説的漫画家の1人である藤子不二雄A氏による不朽の名作「笑ゥせぇるすまん」。黒いスーツで全身を包んだ謎のセールスマン・喪黒福造(もぐろ・ふくぞう)が悩める現代人の“ココロのスキマ”を埋めていくというオムニバス形式の物語である。
アイコニックな喪黒のビジュアルと特徴的な笑い声のどこか悪魔的な魅力に加え、人の欲望・願望を叶えながらも、喪黒との約束や忠告を聞き入れなかった相手がその代償を背負わなければならないという、ブラックユーモアたっぷりな展開に老若男女問わず人気を集めた。
そんな不気味な“せぇるすまん”喪黒福造だが、主演俳優は未解禁。6月18日にPrime Video公式SNSにシルエットのみの喪黒福造が投稿され、早くもSNS上では「楽しみだけど意外とゾワッとするんだよな…」「実写?」「シルエットが〇〇」と実写化に対する喜びの声とともに、誰があの喪黒福造を演じるのか予想する投稿で溢れた。
今回、15秒のティザー映像も解禁。特徴的な喪黒の笑い方や歩き方などその再現性の高さも垣間見え、いったい誰が喪黒福造を演じるのか。そんな喪黒福造の主演俳優は、メインビジュアルとともに6月25日夜7時に解禁予定となっている。
◆宮藤官九郎・マギーらが脚本担当
さらに、喪黒福造とダークで大人のメルヘンな世界観はそのままに脚本は原作を現在にアップデートした話、完全オリジナルの話の多種多様な全12話。豪華な脚本家陣が集結し、「笑ゥせぇるすまん」ファンから、まだ喪黒福造を知らない方々まで誰もがドキッとクスッと楽しめるような、現代にマッチした物語を描く。
脚本には、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(2019年/NHK)や「新宿野戦病院」(2024年/フジテレビ)など話題作の脚本を多数手掛け、「不適切にもほどがある!」(2024年/TBS)では【東京ドラマアウォード2024】脚本賞、【第33回橋田賞】を受賞した宮藤官九郎、ドラマ「向かいのバズる家族」(2019年/日本テレビ)、「#家族募集します」(2021年/TBS)などの脚本を担当、舞台「鍵泥棒のメソッド→リブート」では上演台本と演出を担い大きな話題を集めたマギー。
そして、渡辺謙主演のコントドラマ「君は天才!」(2019年/NHK)、「小河ドラマ 徳川☆家康」(2021年/関西テレビ)、「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ」(2024年/WOWOW)の脚本・監督ほか、シティボーイズライブなどの舞台の作・演出や映画監督などさまざまなメディアで活躍する奇才・細川徹氏、お笑いコンビ“かもめんたる”のメンバーでありながらドラマ「ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー」(2025年/日本テレビ)や舞台「歌舞伎町シャーロック」(2024年)の脚本を担当するなど、マルチな才能を発揮する岩崎う大も担当。“日本一面白い”脚本家陣が集結し、不朽の名作に新しい息吹を吹き込む。(modelpress編集部)
◆宮藤官九郎コメント
終始楽しかったです。月1の構成会議はマギーを長男に(俺の方が年上だけど)次男的なポジションで、細川くんがやんちゃな三男、う大さんが反抗期の四男という感じでガヤガヤ楽しかったですし、豪華すぎる出演者が後から後から決まるしで、なんかもうご褒美のような仕事でした。原作の、不変にして普遍のテーマ『ココロのスキマ』を追求しつつ、アップデートしてんだかしてないんだか、ギリギリのラインを攻めました。楽しんで頂けたら幸いです。
◆マギー コメント
作家四人と監督のアイデアの出し合い、へし合い、カブセあいの打ち合わせが毎回楽しかった!ゲラゲラ笑う俺、ヘラヘラする宮藤さん、ニヤニヤする細川さん、ムッツリ微笑むうだいくん、ガハハと笑う伊藤監督。そんな幸せな会議室から生まれた12のドーンを、出演者の皆様がさらに面白く立体化してくれているに違いない。早く視聴者としてゲラゲラしたい!ご期待ください。
◆細川徹氏コメント
はじめてのテレビの仕事で一緒にやらせてもらった宮藤さん、マギーさんとひさしぶりに会議であーだこーだやれて、さらに、変態面白舞台を作るう大くんまで一緒に脚本を作れるなんて、本当に贅沢な、ご褒美みたいな仕事でした。そして、みんなよく「ドーン!」と言ってた。宮藤さんもマギーさんも、う大くんも自由で面白く、どれくらい実現できるのかと思ってたら、快くOKをいただき、かなり実現できているみたい。楽しい会議から生まれた令和版「笑ゥせぇるすまん」、間違いなく面白い作品になってると思います。最後に言いたいだけでいいますが、ドーン!
◆岩崎う大コメント
この方(主演)が喪黒福造をやる。このコンセプトだけで、本当にワクワクする企画だと痺れました。笑ゥせぇるすまんのブラックさの大ファンだったので、関われること自体が光栄でした。この作家陣ですから、ぜひ期待してください!
◆チーフプロデューサー:山鹿達也氏(テレビ東京)コメント
「ドーン!」「オーホッホッホッホッ」子どものころ、アニメを見て衝撃を覚えた日のことを覚えています。怖いと思いつつ、喪黒福造の謎めいたキャラクターに強く惹き込まれました。この度、宮藤官九郎さん、マギーさん、細川徹さん、岩崎う大さんといった日本で一番面白い脚本家チームと実写化に挑戦します。皆さん、原作が持つダークで大人のメルヘンという世界観を、若い人にも刺さるようにアップデートし、さらにオリジナル要素を入れて、遊びココロ満載で独創的でインパクト1000%のエンターテインメント・ドラマが生まれました。まだ主演の喪黒福造は発表前ですが、まさにハマリ役!完全に喪黒福造に似せて憑依しています(笑)。そして各話のゲストには日本のテレビ・映画界で主演クラスの人気・実力派俳優に参加していただきました。ストレス社会、成果主義、格差…、悩みを抱え「ココロのスキマ」だらけの現代人には、喪黒福造は待ちに待ったヒーローだと確信します!喪黒福造が日本中の、いや世界中の人たちの「ココロのスキマ」を埋めていきます!ご期待ください。
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