フィギュアスケート男子で3月の世界選手権に出場した壷井達也(22=シスメックス)が20日、勝負の1年へ決意を示した。
神戸市内にオープンした「シスメックス神戸アイスキャンパス」の開業セレモニーに出席。同じ所属の坂本花織、三原舞依、三宅咲綺とエキシビション演技を披露した。神戸大を休学して臨む26年ミラノ・コルティナ五輪へ向け「いよいよ新しい神戸のリンクで練習が始まるという期待感と、練習を頑張って結果を出したい思いが強いです。本当にスケート一本でやっていきたい。20年ぐらいスケートをやってきましたが、20年間の自分が積み上げてきたことを1試合1試合しっかり出し切れるように、真剣に向き合っていきたいと思います」と意気込んだ。
今季はグランプリ(GP)シリーズのNHK杯で、初の表彰台となる銅メダルを獲得。全日本選手権3位と躍進した一方、勝負の世界選手権は21位と苦しんだ。7月からの新シーズンに向けては「全日本の後も試合があると想定して、そこに向けて気持ちを作っていきたい」。1年を通した飛躍を誓った。【松本航】
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