【バレー】日本女子、パリ五輪金のイタリアに2−3で惜敗 4度のマッチポイントはね返される

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2025年06月21日 00:27  日刊スポーツ

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スパイクを打つ女子日本代表の佐藤(C)FIVB

<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本2−3>◇20日◇女子予選ラウンド第2週◇第6戦◇香港



世界ランキング5位の日本が、今季初黒星を喫した。無傷の開幕5連勝で迎えた第6戦は、同1位のイタリアと対戦。セットカウント2−3(23−25、25−16、14−25、25−20、17−19)のフルセットで敗れた。オポジット和田由紀子(23)が両軍最多の28得点。4度のマッチポイントを奪うなど追い詰めたが、あと1歩届かなかった。


昨夏のパリ五輪(オリンピック)金メダルの強豪に惜敗したが、収穫も大きかった。セットカウントを先取されて迎えた第2セット。第1セットに続き序盤からリードを取ると、中盤にリリーフサーバーとしてシニア代表デビューを果たした20歳の北窓絢音が流れを引き寄せた。サーブにレシーブ、トスと躍動し、連続ブレークに成功。勢いを加速させ、一気にこのセットを奪取した。


第3セットは失ったが、第4セットは最大4点のビハインドを背負っても集中力を切らさなかった。再三の好レシーブなどで弾みを付けると、石川真佑主将の技ありのスパイクなど連続得点をまとめ、逆転でセットカウントを2−2のタイに戻した。最終第5セットも4度のマッチポイントを握るなど追い詰めたが、最後の最後にミスが出て敗戦となった。


次戦は21日、同6位の中国と対戦する。

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