
会社の同僚と飲み明かした翌朝、財布がないことに気づいて青ざめた経験はないだろうか。神奈川県の60代男性から、そんなヒヤッとする体験談が寄せられた。
今から30年前のこと。金曜の夜、会社の先輩や同僚と深夜まで飲み、タクシーで帰宅した男性。ところが、翌朝のこと。
「財布がないことが分かり大慌て」
「今の様にメールもなかったので一緒に行った連中に確認する事もできず」
二日酔いのまま、前日に飲んだ「居酒屋に行くも見つからず」と絶望的な状況となった。(文:篠原みつき)
しょんぼりして帰宅すると……
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連絡手段も限られていた時代、焦りは相当なものだっただろう。
「現金は数万円でしたがクレジットカードが数枚入っていたので警察に届けると共にカード会社に連絡して無効化」
とりあえずの対応はした上で、心当たりを探したものの財布は見つからず、しょんぼりして家に帰ったという。ところが、諦めかけた矢先、事態は思わぬ方向へ転がる。
帰宅すると、「会社の先輩から電話があった」と家族から告げられたのだ。折り返してみると、先輩から衝撃の一言が。
「何故かお前の財布が自分のスーツのポケットに入っていた」
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どういう経緯でそうなったのかは謎のままだが、ともかく財布は見つかった。男性はすぐに先輩のいる社員寮へ受け取りに向かったという。
カードの無効化手続きまで済ませてしまった後だったが、現金と財布が戻って来たことは不幸中の幸いと言えよう。今となっては笑い話かもしれないが、「不安な土曜日を過ごすことになってしまいました」と投稿を結んでいる。
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