2025年6月時点で、福井県には約25校の公立高校が開設されています。普通科や定時制のほかにも、「探究創造科」や「多文化共生科」「学際フロンティア学科」といったユニークな学科が設置されており、選択肢の広さも特徴といえそうです。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、福井県在住の50代を対象に「優秀な生徒が多いと思う福井県の公立高校はどこ？」というテーマでアンケートを実施しました。
福井県にある公立高校のうち、地元に住む50代の人から「優秀な生徒が多いと思う」高校として支持されたのはどの高校だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう！
第2位：高志高校
第2位は、福井市にある「高志高校」で、得票率は21.5%でした。1948年に開校した福井県立第二高等学校を前身とする高校です。2015年には福井県立高志中学校が開校し、県内の公立で唯一の併設型中高一貫校となりました。
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また、2018年度から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定を受け、その取り組みを推進。科学技術人材・グローバル人材の育成や、中高一貫校の強みを生かした教育を進めています。卒業生は、金沢大学・福井大学をはじめとした国公立大学や、難関私立大学に多数進学しており、そうしたことも「優秀な学生が多い」というイメージと結びついているのかもしれませんね。
第1位：藤島高校
第1位は、福井市にある「藤島高校」で、得票率は22.2%でした。1855年に創設された福井藩校「明道館」の流れをくむ高校であり、2025年で創立170周年を迎える歴史ある学校です。2008年にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さんなどの人材を輩出してきました。文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール（SSH）としての指定も受けており、理数系に興味関心がある生徒にとっては、恵まれた環境が整っているといえるでしょう。
2025年の大学入試では、福井大学や金沢大学をはじめとした国公立大学のほか、国公立大学医学科、難関私立大学などに多数合格。国公立大学合格者250人のうち、現役生が224人を占めるなど、優れた実績を残しています。こうしたことが、「優秀な学生が多い」という印象につながっているようです。
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