6月23日は「慰霊の日」。沖縄戦の終結を記憶し、戦没者の魂に祈りを捧げる日として、沖縄県では学校など県や市町村の機関の休日となっています。
そんな「慰霊の日」にちなんで、「沖縄県で多い名字ランキング」を紹介します。このランキングは、リクスタが運営する名字の由来などの情報サイト「名字由来net」が、2024年4月時点の政府発表統計および全国電話帳データを元に、全国および各都道府県で人口の多い名字をランキング形式にまとめたもの。
本記事では、その中から「沖縄県名字ランキング」を紹介します。沖縄県では、どのような名字が多いのでしょうか?
※ランキングと人数は2024年4月時点のデータです。
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(出典元:名字由来net「沖縄県名字(苗字)ランキング」)
第2位は「金城」でした。全国人数は約6万1500人で、その80%以上となる約5万500人が沖縄県となっています。
沖縄県や京都府南部をはじめ、新羅から帰化した人たちが起源とされていて、沖縄県をはじめ、大阪府・東京都・神奈川県・兵庫県などにも見られる名字となっているようです。
金城姓には、俳優の金城(かねしろ)武さん、元プロ野球選手で、現在は読売ジャイアンツのコーチを務める金城(きんじょう)龍彦さんなどがいます。
第1位は「比嘉」でした。全国人数は約5万7500人で、およそ90%にあたる約5万1000人が沖縄県となっています。
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沖縄県を起源とする名字とされていて、名字だけではなく地名としても沖縄各地に分布しています。沖縄県以外では、大阪府(約1400人)や神奈川県(約1100人)、東京都(約970人)などにも見られる名字のようです。
比嘉姓には、プロボクサーで元WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾さん、プロ野球選手の比嘉幹貴さんなどがいます。
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