
キャッシュレス決済が普及した今でも現金派を貫く人には、それなりの理由があるようだ。投稿を寄せた50代男性(岩手県)は、震災での経験が大きく影響しているという。
前職で仕事中のときに東日本大震災で被災した。
「停電になり現金でしか売買出来なくなり、現金が無いお客様は常連さんでもお断りした」
そのため、「緊急時には現金である程度の硬貨が必要」だと感じたという。(文:長田コウ)
“釣り銭が邪魔” もともとはクレカ中心、財布には1000円程度しか入れてなかったが……
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もともと男性自身は、震災以前は、「お釣りの硬貨が邪魔」だと感じクレジットカードを使っていた。そのため、財布には1000円くらいしか入れてなかったという。
震災から10年以上経ち、キャッシュレス決済の種類も増えたが、最近になってまた現金の重要性を再認した場面があったそう。
「現在、キャッシュレス決済の手数料が高いと一部決済を止める店舗がちらほら出てきており、スマホしか持たない友人の立て替えした事があり現金が確実だと感じる」
キャッシュレス決済で、店側が負担する手数料は3%前後のことが多い。物価高などによって経営が苦しい小規模事業者にとっては無視できない数字だ。今後、キャッシュレス決済を敬遠する店が増えていくかもしれない。
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