BookLive、「2025年夏メディア化作品注目度ランキング」を発表 - 松本潤主演の医療ドラマもランクイン

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2025年06月24日 10:00  マイナビニュース

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BookLiveは、同社が運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」にて、「2025年夏注目のおすすめメディア化作品注目度ランキング」を6月20日に公開した。

同調査は、「夏の映像化作品 注目度アンケート」をブックライブ会員にメールにて送付し、フォームより回答する形式で実施した。集計期間は2025年5月30日〜6月1日で、1,108名の回答をもとにランキング化している。なお、対象はブックライブで配信中の作品のみ。


1位に選ばれたのは、2016年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載がスタートした『鬼滅の刃』。人と鬼との壮絶な戦いと家族の絆を描いた本作は、連載当初から高い人気を誇っていたが、2019年4月にTVアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送されると、その人気は一気に加速。


さらに2020年10月にはアニメの続編となる劇場版「無限列車編」が公開され、日本国内での興行収入400億円を超える大ヒットを記録した。そして今、新たに映画『無限城編』3部作の制作が発表され、その第1章が公開される。物語はいよいよ最終局面へと突入し、シリーズのクライマックスに向けた壮絶な戦いが描かれるとあり、ファンの期待も高まっている。



「映像・音楽・演出、どれをとっても高クオリティなのは間違いない」と作品への厚い信頼を寄せる声や、「最終決戦の始まりだし、今まで以上に激しい展開になりそう」といったクライマックスへの高揚感を語る声が多く寄せられた。



4位は、2020年より「少年ジャンプ+」(集英社)で連載がスタートし、アニメ第2期が2025年7月より放送開始する『怪獣8号』。本作は、怪獣が日常的に出現する日本を舞台に、災害に立ち向かう人々の姿を描いたSFアクション作品だ。

主人公は、かつて日本防衛隊への入隊を志しながらも夢を諦め、怪獣専門の清掃業に従事している日比野カフカ。ある日、突如現れた謎の生物によって体が怪獣へと変貌し、自らの意思とは裏腹に「怪獣8号」と呼ばれる特異な存在として追われることに――。

“ヒーロー”ではなく、“裏方”の視点から描かれる異色の怪獣譚は、社会の矛盾や人間の弱さに真正面から向き合いながら希望や成長を描き出すドラマとして、多くの読者の心をつかんでいる。



読者からは、「テンポの良い展開とドラマ性が魅力」「怪獣8号が悩みながらも成長していく様子に期待する」「名言の数々に心を揺さぶられる」など、キャラクターの成長描写やセリフの力に惹かれる声が多数寄せられた。



そして9位は、2019年より「WEBゼノン編集部」(コアミックス)で連載中の『19番目のカルテ 徳重晃の問診』。臓器ごとの専門医が細分化される現代医療において、「患者全体を見る」という総合診療科の存在にスポットを当て、医療とヒューマンドラマを融合させた作品となっている。


単行本は既刊10巻(2025年5月時点)まで発売され、専門知識と人間味が交錯するリアリティあふれる描写が支持されている。また、2025年7月13日からは松本潤主演でTBS系日曜劇場にてTVドラマの放送も決定しており、さらなる注目を集めている。



本作では、“なんでも治せるお医者さん”への憧れを胸に医師3年目を迎えた滝野が、理想と現実のはざまで葛藤するなか、患者の人生そのものを診る総合診療医・徳重晃と出会い、成長していく様子を描く。



「松本潤がどう徳重先生を演じるのか楽しみ」というキャスティングに注目する声や、「真の治療についてあたたかく心に届いてくる作品で、病気を治すことが言葉通りの意味だけではないことに胸がぎゅっとなります」といった作品の世界観に共感するコメントも寄せられ、ドラマ化への期待の高さがうかがえた。(松野千聖)

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