バルサで居場所失った“10番”ファティ、モナコ加入が濃厚に?…買取OP付きレンタル移籍か

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2025年06月24日 13:05  サッカーキング

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バルセロナで居場所を失っているファティ [写真]=Getty Images
 バルセロナに所属するスペイン代表FWアンス・ファティがモナコへの移籍に近づいているようだ。23日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 バルセロナのカンテラで育ったファティは、2019年8月にクラブ史上6番目の若さとなる「16歳9カ月25日」でトップチームデビューを飾った。2020−21シーズン終了後にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシから背番号「10」を継承。クラブの未来を担う存在として“クレ”の期待を一身に背負った22歳は、ここまで公式戦通算123試合に出場し29ゴール8アシストという成績を残している。

 しかし、近年は度重なる負傷の影響で序列が低下し、2023−24シーズンはブライトンへレンタル移籍。ハンジ・フリック監督が就任して迎えた2024−25シーズンもスペイン代表FWラミン・ヤマルとブラジル代表FWハフィーニャの牙城を崩すことができず、公式戦11試合、わずか298分間の出場に留まった。

 慣れ親しんだバルセロナで居場所を失っているファティだが、今夏にモナコへレンタル移籍する可能性が高まっているという。給与の負担割合をめぐって交渉が難航しているとも報じられていた両クラブだが、ここ数日間で条件が整理され、現在は合意に近づいている模様。買い取りオプションの金額や売却条項などの条件に関しても調整が進んでおり、近日中の移籍成立が現実味を帯びているようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、現在はバルセロナとモナコとの間で買い取りオプション付きレンタル契約の詳細部分に関する交渉が進んでいると強調。モナコ側は今週中にメディカルチェックを実施したいと考えているという。

 日本代表FW南野拓実も所属するモナコは、2024−25シーズンのリーグ・アンを3位で終えてチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。今夏の移籍市場では無所属の状態が続いているフランス代表MFポール・ポグバの獲得などが噂されている。

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