英キャサリン妃、子どもホスピス・ウィークに心に迫るメッセージを公開

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2025年06月24日 19:40  クランクイン!

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キャサリン妃、子どもホスピス・ウィークに心に迫るメッセージ公開 (C)Zeta Image
 がん治療を終え、徐々に公務に復帰しているイギリスのキャサリン皇太子妃。18日に予定していたロイヤルアスコットの出席を取り止めたことで、心配の声が上がったが、子どもホスピス・ウィークに際し、自著のサイン入りで、心に迫るメッセージを公開した。

【写真】今年1月に小児ホスピスを訪問したキャサリン妃 子どもたちと交流する様子

 PageSixによると、現地時間6月20日、イギリスの子どもホスピス・ウィークを記念して、妃が個人的な書簡を公開。「我が子の健康が深刻な状況にあり、短命を期す可能性を伝えられることを、思い描く親など存在しません。悲しいことに、これは国中で何千もの家族が直面している現実です。彼らは心を痛めるとともに将来への不安に苛まれ、しばしば絶望的な孤立感に陥っています」と綴り、「英国内54ヵ所の小児ホスピスでサポートを受けることは、そうした未来にひとりで向き合わずに済むことを意味します」とホスピスの役割を強調。

 「イースト・アングリア小児ホスピスと南ウェールズのテュ・ハファン小児ホスピスのパトロンとして、小児ホスピスの素晴らしい活動を自らの目で見るという、この上ない栄誉に恵まれました」と自身の経験を語った。

 そして「笑いや楽しみ、遊びを通じて心を明るくし、耳を傾け、抱き締め、思いやり、分かち合う。彼らは子どもたちと家族を、生と死、その先をも見据えて支えています。今年の子どもホスピス・ウィークに際し、皆さんも私とともに、人生を左右するその活動を称え、最も困難な時期を過ごす子どもや家族を支えている重要なケアに、感謝していただけたら幸いです」と締めくくった。

 キャサリン妃は、王室入りして以来長く小児ホスピスの支援に力を入れており、2012年に初めてパトロンに就任した施設の1つに、イースト・アングリア小児ホスピスがある。また、今年1月、がんが寛解状態になったことを明らかにした後、最初に訪れたのも、テュ・ハファン小児ホスピスだった。英王室は日本時間1月31日、インスタグラムを更新し、妃のテュ・ハファン小児ホスピス訪問の様子を公開。2001年以来チャールズ国王が務めてきた同団体のパトロンを引き継ぐことを公表した。

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