ラグビー日本代表宮崎合宿に参加中のプロップ小林賢太(26=東京サントリーサンゴリアス)が24日、代表初キャップへ気合を入れた。
トレーニングを終え、オンラインで取材に対応。28日にはJAPAN XVで臨むキャップ非対象のマオリオールブラックス戦(東京・秩父宮ラグビー場)があり、7月5日に福岡・ミクニワールドスタジアム北九州、同12日には兵庫・ノエビアスタジアム神戸で世界ランク12位ウェールズと戦うテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2025」を控える。成長著しい男は「(リーグワンでのプレーを)評価していただいて(代表で)プレーできているのは光栄に思いますし、今から試合が始まる。そこで結果を出さないと、ここまで積み重ねたことは意味がないとは言いませんが、ここから成長するいいタイミング。今週のマオリ戦、ウェールズ戦へ、1日1日、積み重ねていきたいと思います」と誓った。
東福岡高出身で、早稲田大4年時に右プロップから左プロップへ転向した。23年W杯フランス大会前には、日本代表候補として千葉・浦安合宿に参加。当時を思い返し「自信を持ってコンペティション(競争)に勝っていけるかというと、その時はなかった。自分自身『どう食らい付いていこうか』というのが一番にあった」と正直に明かした。
あれから2年が経過。スクラムに対して芽生えた自信が、自慢のフィールドプレーに生きているという。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチからの期待も踏まえ「自分自身はボールキャリーで評価されている。ボールキャリーで色を出したい」。国際レベルでの飛躍を誓った。【松本航】
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