アーセナルが関心を示すケパ[写真]=Getty Images
アーセナルがチェルシーに所属するスペイン代表GKケパ・アリサバラガの獲得に近づいているようだ。24日、イギリス『スカイスポーツ』など複数メディアが報じている。
現在30歳のケパは、アスレティック・ビルバオで頭角を現し、2017年11月にスペイン代表デビューを飾った。2018年夏にGK史上最高額の7100万ポンド(約138億円)の移籍金でチェルシーに加入。しかし、2019−20シーズン途中からは序列が低下し、2023−24シーズンはレアル・マドリード、今シーズンはボーンマスへとレンタル移籍していた。
レンタル期間を終えてチェルシーに復帰するケパだが、同クラブでは構想外となっており、今夏の再移籍が有力視されている。そうしたなか、スペイン代表GKダビド・ラヤのバックアップを探しているアーセナルが、同選手の獲得に動いていると伝えられている。
報道によると、アーセナルは500万ポンド(約9億7000万円)の契約解除条項を行使する構えで、ケパは今週中にもロンドン入りする予定だという。
今シーズンのアーセナルは、セカンドGKとしてボーンマスからネトをレンタルで獲得したものの、同選手の出場はわずか4試合に留まった。一方、正守護神のラヤは公式戦55試合に出場しており、新シーズンに向けては信頼のできる控えGKの確保が課題となっていた。