東京藝術大学の大学院生が描いた「ピカチュウ」が、予想をはるかに上回る仕上がりとなっており人気を集めています。思考タイプのポケモン、爆誕。
この動画を投稿したのは、東京藝術大学にゆかりのある仲間たちが音楽や美術をベースにしたエンタメコンテンツを発信するYouTubeチャンネル「アートゥーン! / Artoone!」。今回は東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻の「はやし」さんが描いた鉛筆画を紹介します。
「何描いてんの?」と声をかけられたはやしさんは、「ピカチュウ描いてる」と答えながら、鉛筆を動かしています。ピカチュウの下描きは輪郭だけの状態でも、すでにかわいさがあふれています。さすが藝大クオリティー。「待ってて」とのことなので、ワクワクしながら完成を待ちます。
頃合いを見て再度訪ねてみると、はやしさんは「できたよー」と完成品に自信ありげです。どんな“すごピカ”が描けたかなと期待を胸に見てみると――、そこには想像とは違う生き物が。顔はとってもかわいいピカチュウなのですが、身体がものすごい肉体美。っていうか、ロダンの「考える人」になっています……!
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見事に描き込まれた筋肉、ゆがむことのない手の描写、陰影で生み出される彫刻の質感など、技術だけを見ればまごうことなき超一流。しかし、そこに宿る発想は完全に小中学生レベルです。この作品を描き終えたはやしさんは、「かわいいでしょ」と、とても素敵なドヤ顔を見せてくれます。
この投稿には、「かわいい顔して地獄の門を眺めてると思うと、ジワる」「小学生の落書きLV.100」「才能の無駄遣い。いや、褒め言葉ですよ」「何が起きた」「すごピカが出てくるんだろうなあ…と思ってたけど予想上回ってて吹いたwww」といった反応が寄せられました。
「アートゥーン!」はYouTubeの他、TikTok(@artoone_ch)でも動画を公開しています。
動画提供:アートゥーン! / Artoone!(@ArtooneCH)
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