2025年6月時点で、愛知県には約160校の県立高校が設置されています。県庁所在地のある名古屋市のほか、県内各地にある高校は個性豊かです。全日制普通科のほかにもさまざまな課程・学科が開設されており、幅広い選択肢の中から学びたいことを選べる環境が整っているといえるでしょう。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、愛知県在住の女性を対象に「優秀な生徒が多いと思う愛知県の県立高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
地元である愛知県に住む多くの女性から「優秀な生徒が多いと思う高校」として支持を得た高校はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位は、名古屋市東区にある「明和高校」で、得票率は10.3%でした。旧尾張藩の藩校・明倫堂の伝統を受け継いだ明倫中学校と愛知県第一高等女学校を前身とし、1948年に設立された現在の明和高校。ノーベル物理学賞を受賞した小林誠氏やトヨタ自動車の創業者・豊田喜一郎氏、ピアニストの田村響氏など、優れた人材を多く送り出してきました。
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また、同校では普通科のほかに音楽科を設置しています。音楽科は声楽やピアノといった4つの専攻に分かれ、授業の中で個人レッスンなどを受けられることも特徴です。大学入試では、名古屋大学や京都大学をはじめとした国公立大学のほか、芸術大学・音楽大学にも多くの生徒が合格しています。
第1位は、名古屋市東区にある「旭丘高校」で、得票率は16.1%でした。1870年に開設された名古屋藩洋学校を源流とし、1877年に設立された愛知県中学校を前身とする旭丘高校。1948年に愛知県立第一高等学校と名古屋市立第三高等女学校が統合されたことによって誕生しました。
普通科と美術科を併設する同校からは、これまでに多くの優れた人材を輩出。また、「旭丘STEAMプラットフォーム」を構築することで、世界をリードする科学技術イノベーターの育成を目指しています。普通科の生徒は国公立大学や医学科、難関私立大学へ、美術科の生徒は芸術大学や美術大学に多く進学しており、さまざまな側面で優秀な生徒が多い高校といえそうです。
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