画像提供:マイナビニュースヤマハ発動機はこのほど、同社コンセプトモデル「MOTOROiD2(モトロイドツー)」が、世界的に権威あるドイツのデザイン賞「Red Dot Award:デザインコンセプト2025」を受賞したことを発表した。なお、デザインコンセプト部門での受賞は、6年ぶり4度目。
「MOTOROiD2」は、2017年に発表された人とマシンの新しい関係性を探るコンセプトモデル「MOTOROiD」の進化モデルとして、2023年に誕生した自律走行するモーターサイクル。「人生の伴侶」というコンセプトのもと、人とマシンが感覚的に呼応することを目指し、デザインもより有機的・感情的な方向へと進化している。
「MOTOROiD2」では、有機的で半透明な外装を採用することで、親しみやすく、生命感のある印象に。また、車体全体がインターフェースとして機能し、光や触覚、動きにより“感情”を表現。さらに車体中央には、触覚や視覚を通じてライダーと非言語的なコミュニケーションを可能にするハプティックデバイス「LEAF(リーフ)」が配置されている。
これらの装備により、ライダーは「MOTOROiD2」との感覚的なつながりを深め、従来のバイクとは一線を画す、未来的かつ共感的なデザインを実現している。
なお、今回「MOTOROiD2」が受賞した「Red Dot Award」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen」主催による世界的な格式の高いデザイン賞。2017年受賞の「&Y01(アンディゼロワン)」、2018年受賞の「MOTOROiD」、2019年受賞の 「YNF-01(ワイエヌエフゼロワン)」以来、6年ぶり4度目の受賞となる。(CHIGAKO)