【函館記念】27年ぶりの牝馬Vなるか 函館巧者のキミノナハマリアが重賞初制覇狙う
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2025年06月25日 11:45 netkeiba

函館記念2025に出走予定のキミノナハマリア(25年3月撮影、ユーザー提供:ひらまさん) 函館巧者のキミノナハマリア(牝5、栗東・千田輝彦厩舎)が、函館記念(3歳上・GIII・芝2000m)で27年ぶりの牝馬Vを目指す。
キミノナハマリアは父ハービンジャー、母シャドウマリア、母の父ヴィクトワールピサの血統。母はJRAで1勝だが、祖母のパールシャドウは同じく5勝のオープン馬。21年のセレクトセール1歳では1200万円(税抜)で取引された。
ここまで20戦4勝。24年の五稜郭Sを制してオープン入り。続く札幌日経オープンでも3着に健闘した。その後は重賞を4戦して11着、7着、10着、11着。確かに着順は物足りないが、いずれも勝ち馬から1秒差以内に食い下がっていた。何より今回は2戦2勝の函館が舞台。ハンデ戦でもあり、展開一つで上位進出が可能だろう。
今年で61回目を迎える函館記念だが、これまでに牝馬は5頭が勝利している。ただ、直近は98年のパルブライト。00年以降に限ると延べ24頭が参戦し、04年のファインモーション、07年のロフティーエイム、23年のルビーカサブランカの2着が最高着順となっている。さぁ、今年こそは21世紀初の牝馬Vとなるか。キミノナハマリアが牡馬を撃破し、レース史に新たな1ページを刻むことを期待したい。
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