地方でマイホームを持つメリットTOP3 –「広い敷地」「安い」もう一つは?

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2025年06月25日 13:21  マイナビニュース

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AlbaLinkは6月19日、「地方でマイホームを持つメリット・デメリット」をテーマとした調査結果を発表した。調査は5月27日〜6月10日、地方でマイホームを持った20代〜50代以上の男女420人(女性276人/男性144人)を対象にインターネットで行われた。


地方でマイホームを持って良かったことを聞いたところ、「敷地が広い」(44.0%)」が1位となった。地方の住宅地では都市部と比べて土地の価格が安い傾向にあり、広い敷地を手に入れやすく、建物も広くできる傾向に。



そのため、「駐車場が広くできる」「庭が広く、家庭菜園ができる」などのメリットのほか、都心では望めない平屋を建てられたという人も。また、広い空間に暮らすことで「のびのびと暮らせる」という声が多く寄せられた。



続く2位は「物件価格が安い」(38.6%)。都市部に比べて地価が安い傾向にあるため、同じ予算であれば、よりデザインや建材にこだわった家を建てられるというメリットが。コストパフォーマンスの高さが、地方物件の大きな魅力と言えるよう。



続いて、「周囲を気にしなくていい」(17.4%)が3位にランクイン。地方では各住宅の敷地が広かったり、密集せずに点在していたりすることから、他人の目や音に対する気遣いが少なくなるというメリットが。特に、子育て世帯から「子どもの足音や騒ぐ声を気にしなくていい」という声が多く寄せられ、子育てのストレス軽減に役立っていることがわかった。



以下、4位「子育てに向いている」、5位「自然が豊か」、6位「静かに暮らせる」、7位「近所付き合いしやすい」と続いた。

一方、地方でマイホームを持って困ったことでは、「交通アクセスが悪い」(30.7%)が1位に。地方では公共交通機関が限られているため、生活全般が車に依存する車社会になりがち。運転免許のない人や高齢者は特に不便に感じるよう。さらに、「一家に1台」ではなく「ひとり1台」の地域では、ガソリン代など車の維持費が家計の負担となっている。



続く2位は「自治会活動が負担」(21.2%)。「自治会・町内会」「子ども会」「消防団」「地域行事への参加」を強く求められることもあり、掃除や会合への参加が頻繁で疲れてしまう人や、ほぼ強制的に加入させられ“縛られている”と感じている人も見受けられた。



続いて、「近所付き合いが負担」(19.5%)が3位にランクイン。地方でご近所さんといい関係を築いている人もいる一方で、近所付き合いを負担に感じている人も。プライベートについて聞かれると、干渉だと感じることもあるようで、都会のドライな人間関係に慣れている人ほど、ギャップに疲れてしまう傾向にあるよう。



以下、4位「除雪作業が大変」、5位「草抜きが大変」、6位「商業施設が少ない」、7位「虫が多い」と続いた。


次に、「地方でマイホームを持つ前に知りたかったこと」を教えてもらった。その結果、「自治会の情報」(41.2%)が断トツの1位に。自治会・町内会は地域色が強く、組織ごとにルールや慣習が異なるため、住んでから、負担の大きさや仕事内容の違いに気づく人が多いよう。



以下、2位「住民の雰囲気」、3位「地域の行事」と続き、ネットでは事前に把握しづらく、実際に住んでみないとわかりにくい情報が上位にランクインした。(CHIGAKO)

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