ラ・リーガ指折りの“ピボーテ”の加入が決定的に! アトレティコ、ベティスと移籍金約51億円にボーナス付帯で合意

0

2025年06月25日 14:22  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

MFジョニーのアトレティコ移籍が決定的に [写真]=Getty Images
 アトレティコ・マドリードは、ベティスに所属するMFジョニー・カルドーゾの獲得を決定的としたようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ラ・リーガ指折りのピボーテが、ロヒブランコスに到着する。2001年9月20日生まれのジョニーは現在23歳。アメリカ出身で、両親の母国であるブラジルで育った同選手は、2019年9月にインテルナシオナルでプロデビューを果たした後、2023年冬に欧州リーグ初挑戦としてベティスに加入。すぐさま中盤の底でレギュラーに定着すると、今シーズンは公式戦46試合に出場し4得点1アシストを記録。クラブ史上初の欧州大会のファイナリストという成功を収めた1年を、象徴するひとりとなった。また、2020年11月にデビューを飾ったアメリカ代表では通算キャップ数を『22』にまで伸ばしている。

 そんなジョニーに対して、アトレティコ・マドリードは以前より獲得オペレーションを推し進めてきたが、ついに結実のときが訪れるようだ。『マルカ』によると、両クラブは複数回に渡った会談を経て、移籍金3000万ユーロ(約51億円)にボーナスを付帯させることで合意に達したとのこと。ベティス側も当然、攻守両面で高水準の能力を備え、同ポジションのセルジ・アルティミラらを抑えてチーム2番目のプレータイムを記録し、3番目の市場価値となる同選手から、最大限の成果を得ようと要求を突きつけてきたことで個人合意の後も交渉は長引いたが、カルロス・ブセロGD(ゼネラルディレクター)が上手くまとめたことを明らかにした。

 なお『マルカ』は、ジョニーが「アトレティコ・マドリードのプロジェクトに参加するんだ」と意思を固め、他クラブからのオファーや関心に対して興味を示さなかったと指摘。契約は2030年夏までの5年間となるようで、「現在と未来へのコミットメントを意味する」と綴っている。

 大型補強敢行で臨んだ今シーズンは、悲願に掲げていたチャンピオンズリーグから敗退したことを境に大崩れし、最終的にはラ・リーガもコパ・デル・レイも逃したアトレティコ・マドリード。雪辱に期する“チョロ”のチームは、この夏も移籍市場で注目を集めるクラブになりそうだが、その第一弾としてジョニー獲得のカウントダウンが開始されている。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定