バスケットボール男子U16日本代表強化合宿(27日まで、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター)に開志国際のPFホーキンス然(2年)、SFイヘツ・グットラックチネドゥ(1年)が参加している。そろってU16アジア杯(8月31日〜9月7日、モンゴル)の代表入りを目指す。
ホーキンスは「緊張感を持って臨む」、イヘツも「どれだけアピールできるかが大事」と気を引き締めて汗を流す。ともに4月のエントリーキャンプ、代表候補2次合宿に続く招集で、絞り込まれた今回の15人のメンバーに名を連ねた。
それぞれテーマを持っている。「3点シュートやアウトサイドのプレー、守備、リバウンドを心がける」(ホーキンス)、「アジア杯を想定したら相手は大きい。インサイドもアウトサイドもできるところを見せたい」(イヘツ)。開志国際の富樫英樹監督(63)も「ホーキンスは2年生なので、U16では上級生。リーダーシップを身につけてきてほしい。イヘツはフィジカルを生かしたプレーを学んでもらいたい」と期待を寄せた。
どちらも開志国際では主力だ。それだけに、帝京長岡に敗れて準優勝に終わり、全国高校総体出場を逃した県高校総体、同じく帝京長岡に決勝で屈した北信越総体の、最近の公式戦の結果には満足していない。そろって「アジア杯に出て、経験したことをウインターカップにつなげたい」と代表の看板を掲げた先に、冬の全国大会での活躍を見据えた。【斎藤慎一郎】
◆ホーキンス然(ぜん)2009年(平21)2月28日生まれ、長崎県出身。父はアメリカ人、母は日本人。日宇小3年からバスケットボールを始める。日宇中では創成館U15に所属し、3年の時に全国U15選手権でベスト8。開志国際に進学し、昨年のウインターカップに出場。190センチ。
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◆イヘツ・グットラックチネドゥ 2010年(平22)3月18日生まれ、神奈川県出身。父はナイジェリア人、母は日本人。西本郷小1年からバスケットボールを始める。豊田中では1年の時に全国U15選手権、3年の全国中学大会に出場。195センチ。
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