外来種だらけの川を“ガサガサ”と1時間漁ったら……「こ、これは」 とんでもない光景に「脅威ですね」とあぜん

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2025年06月25日 20:00  ねとらぼ

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川を1時間漁ったら……

 外来種がはびこる川を“ガサガサ”と1時間漁った動画が、YouTubeに投稿されました。そのまさかの結果は、記事執筆時点で1万2000回再生を超えています。


【画像】とんでもない光景


 動画を投稿したのは、生態系保全活動の様子などを発信している「がやまる」さん。今回はYouTubeチャンネルの視聴者の依頼で、ある川にやってきました。


 ターゲットはアカミミガメ。川底とコンクリート製の構造物の隙間に網を差し入れると、早速1匹目を捕まえました。続いて大きなメスと小さなオスを捕獲。この川はかなり繁殖しているようで、川底をノシノシと歩いている姿があちらこちらで見られます。


 その状態はもはや“アカミミフィーバー”。あまりにもたくさんいるため、1〜2分の作業で網はパンパンになってしまいます。限界まで詰め込まれたカメたちを前に、がやまるさんは「持ち帰るの大変だぞぉ」とつぶやきました。


 アカミミガメといってもさまざまで、中には腹部が鮮やかなオレンジ色の個体も。それぞれに特徴があって面白いですが、本来の生息地ではない日本で繁殖されては困るので、どんどん捕まえていきます。


 小走りで追跡したり、見えにくい所に隠れている個体を探し出したりと、がやまるさんの大捕物は続きます。しかし、いくら捕まえても次のカメが見つかるので、いっこうに終わる気配がありません。これは大変だ……。


 日没までのわずかな時間で捕獲した数はなんと70匹! がやまるさんも一度にここまで捕まえたのは初めてだそうです。中には手と同じくらいのサイズにまで育った巨大ガメもいました。


 この川はアカミミガメが高密度に繁殖しており、今回捕まえたのはほんの一部とのこと。水中の生物や、それを狙う鳥、周囲に生えている植物にも影響を与えかねないため、定期的に通って捕獲するとしています。


 なお、アカミミガメの捕獲や持ち帰り、飼育に関しては規制されていませんが、野外への放出は禁止されています。飼育する際は責任を持って最後まで飼いましょう。


 捕獲動画には「こ、これはとんでもない数…」「70匹!!!!!! 脅威ですね」「繁殖力の強さを感じます」「この川ヤバすぎる」「短時間ですごい数…お疲れさまでした」などの感想が寄せられました。


 がやまるさんはYouTubeチャンネルの他、X(Twitter/@jpnpondturtle)とTikTok(@siberiannishi)も運営中。外来生物を捕獲する様子などを伝えています。


動画提供:「がやまる」さん




このニュースに関するつぶやき

  • 国会議員をはじめ裁判所や検察や自治体の政治家等にも、日本固有種に見せかけた外来種が相当数、入り込んできているらしい。数年後の対策だと手遅れじゃね?
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