金融資産4300万円「現役時代にはなかった自由を謳歌している」70歳男性の老後一人暮らし

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2025年06月25日 20:11  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、北海道在住70歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、北海道在住70歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:70歳男性
同居家族構成:本人のみ
居住地:北海道
リタイア前の雇用形態:公務員
リタイア前の年収:750万円
現在の資産:預貯金1300万円、リスク資産3000万円
これまでの年金加入期間:国民年金480カ月、厚生年金480カ月

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万5075円
老齢厚生年金(厚生年金):13万5500円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

「今の年金額で十分満足」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。

その理由として「持ち家(マンション)に住んでおり家賃もかからないことに加えて、お金がかかる趣味もないので、今の年金額で十分満足している」と語っています。

ひと月の支出は約「15万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。

「食事は自炊を心がける」

現在は仕事をしていないため、年金以外の収入はないとのこと。

そのため年金生活においては「なるべく固定費を削減し、食事は自炊を心がけて食費を減らすよう努めている」など節約を意識しているとあります。

「年金が入ったときは喜びを感じる」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「給料の多くを交遊費に充てていたため、貯金が思ったよりもできなかった。リタイア後にお金にそれほど余裕がないことに気がつき、節約を始めたが、現役時代から節約に努めていれば、今とは違う老後を過ごす選択肢もあったかもしれない」と後悔を口にします。

今の生活については「これから先も同じだけ年金がもらえるかどうか不安。また、年金額が減額されることがあるが、その理由が不透明で不満を抱いている」とコメント。

一方で「年金が入ったときは喜びを感じる。日々の節約で貯まったお金で旅行に行ったりと、現役時代にはなかった自由な時間を謳歌(おうか)している」と老後生活の楽しみも教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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