「せっかく買ったのに、なぜか似合わない……」を解決! スタイリストが教える“買った服をおしゃれに着こなすテクニック”がYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で5万5000回以上再生され、「参考になりました」といった反応を集めています。
動画を投稿したのは、スタイリスト歴21年の土居コウタロウさん。自身のYouTubeチャンネル「ファッションをわかりやすく説明するスタイリスト」(@fashionwowakariyasuku)では、ユニクロをはじめとしたアイテムを使い、40代以上の大人世代に向けたファッションに役立つ情報を発信しています。
話題の動画は、視聴者から寄せられた「おしゃれだと思うアイテムを買っても、自分が着るとよく見えない」というお悩みにこたえるもの。相談者は、土居さんが過去の動画で紹介していたユニクロの「ドレープブラウス/7分袖」と「ワイドストレートジーンズ」を購入したものの、思ったように着こなせず悩んでいるといいます。
このお悩みに対して、土居さんは“買った服をおしゃれにする対策法”を3つのポイントに分けて紹介。ユニクロの実物アイテムをマネキンに着せながら、実演式で丁寧に解説してくれました。
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まず1つ目のポイントは、“コーディネートを複雑にする”こと。土居さんいわく、これは“アイテム数を増やす”ことで実現できるといいます。例えば、カーディガンやジャケットを1枚重ねるだけでも、印象がガラッと変わるのだとか。
動画では、ユニクロのブラウスとジーンズのシンプルな組み合わせに、GUの「テーラードベストZ」をプラス。アイテム数や色味が加わったことで、“普通”に見えるコーディネートが“こなれ感”のある印象へと変化しました。さらに冷房などで寒さを感じるときは、ストールを首元に巻くのもオススメとのことです。
2つ目のポイントは、“シルエット・バランスを考える”こと。特に大事なのが、トップスの裾の扱い方だと土居さんは語ります。丈の長いトップスをそのまま出して着てしまうと、パンツとの切り替えラインが下がり、重心も低く見えてしまうのだとか。
動画ではその対策として、ブラウスの前裾をジーンズにインするスタイルを提案。さらに、重ねたベストをあえて後ろに引いて着ることで、前は短く・後ろは長くなるようなシルエットに整えています。
このひと工夫で、重心がグッと上がり、全体がスッキリとした印象に。加えて、袖をまくる・ベルトでアクセントをつけるなど細かなアレンジを加えることで、おしゃれさが増してスタイルアップ効果も期待できるといいます。
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3つ目は“細かな着方を微調整する”ことで、ほんの少しの工夫でも印象は大きく変わるそうです。動画では、ブラウスの上のボタンを2つほど開け、後ろに引っ張って“襟を抜く”着こなし術を紹介。これにより襟元やうなじ部分に抜け感が生まれ、女性らしい雰囲気が演出できるといいます。
開いた首元に短めのネックレスを合わせれば、華やかさもグッとアップ。襟を閉じたままネックレスを楽しみたい場合は、長めのチェーンでトップを外に出すとバランスよく見えるそうです。ちなみに土居さん自身は、メガネも掛けられる“ネックレス風グラスコード”を愛用中とのこと。オシャレと実用性、どちらもかなえてくれるアイテムってうれしいですよね。
3つのポイントに加えて試してみたいのが、ボトムスをジーンズからロングスカートにチェンジする方法。土居さんの一押しアイテムはユニクロの「サテンスカート」と「ボリュームギャザースカート」だといい、ジーンズとはまた違った“おしゃれしてます感”が楽しめるのだそうです。
動画の中で土居さんが何より強調していたのは、“おしゃれになろうと決意すること”の大切さ。動画の最後には「この動画を見て頑張ろうと思ったら、まずは立ち上がってクローゼットへ行ってみて」という熱いメッセージも残していました。「私は今日からおしゃれになる!」と本気で思って、実際に行動することが、垢抜けへの一番の近道なのかもしれませんね。
コメント欄には「先生さすがです!!」「取り入れやすそうな所からやってみたい」「参考にさせて頂きます」「色々な技が見られてとても勉強になりました」といったポジティブな声が寄せられていました。
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土居コウタロウさんのYouTubeチャンネルには、このほかにも着こなしの参考になる動画が多数投稿されています。
動画提供:土居コウタロウさん(@fashionwowakariyasuku)
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