
■MLB ロッキーズ 1ー8 ドジャース(日本時間26日、クアーズ・フィールド)
【一覧】大谷翔平が“二刀流復帰” ドジャースこれまでの試合結果と予定
ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのロッキーズ戦に“1番・DH”で出場し、この日は2打数1安打、2四球(申告敬遠1)で終えた。
今季3度目の“3戦連発”は逃したが、先制点につながるヒットを放ち、3戦連続安打でチームの勝利に貢献。ドジャースはシーズン半分の81試合を終え、50勝31敗で、リーグでは50勝一番乗りを果たした。
先発の山本由伸(26)は、5回56球を投げて1安打無失点、6奪三振の好投。降雨による1時間半の中断もあり、5回でマウンドを降りたが、約1か月、5戦ぶりとなる今季7勝目を飾った。
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大谷の第1打席は先発のルーキー、C.ドーランダー(23)に対し、カウント2-2からカーブを打ち上げてしまい遊飛。3回の第2打席は2死一塁から四球で出塁するも、M.ベッツ(32)が右飛で得点につながらず。
両チーム無得点の中、6回の攻撃では、無死一塁から大谷(第3打席)がチーム2本目のヒットを放つと、徐々に雨が強く降りはじめる。2死二・三塁と先制機を作ると、M.マンシー(34)が一・二塁間へ高々とフライを打ち上げてしまい、3アウトと思われたが、二塁手・エストラーダが激しい雨粒によりボールを見失い捕球できず。D.ラッシングと大谷が生還し、ドジャースが思わぬ形で2点を先制した。
3-1で迎えた7回は1死二塁で大谷の打席を迎えたが、一塁が空いていたため、ロッキーズベンチは申告敬遠で敵地スタジアムは大ブーイング。だがM.マンシー(34)の満塁ホームランにつながり、ドジャースは大量リード。8-1で迎えた9回の第5打席は、カウント2-1から捕手のミットがバットに当たり、打撃妨害により4打席連続の出塁を果たした。
雨による一時中断のゲームとなったが、快勝を収めたドジャースは3連勝を飾り、ナ・リーグ最速で50勝(31敗)に到達した。
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