モンテレイ戦に先発出場した関根貴大 [写真]=Getty Images 浦和レッズに所属するMF関根貴大が、FIFAクラブワールドカップ2025を振り返った。
すでにグループステージ敗退が決定していたなか、25日にクラブW杯・グループE第3節(最終節)のモンテレイ(メキシコ)戦を迎えた浦和は、30分にネルソン・デオッサに強烈なミドルシュートを決められ先制点を許すと、前半だけで3失点を喫するなど、最終的には0−4で敗れた。
この試合に先発出場し、68分までプレーした関根は試合後、『DAZN』でインタビューに応じ、「相手は前から来るのはわかっていましたし、その勢いを使って自分が一個剥がして相手の裏をつけたシーンというのは良い場面が作れました」と手応えを口にしつつ、「入りとしては悪くなかったなというのはありますけど、あの1失点でチームが崩れてしまったのがすべてだったと思います」と語った。
30分に失点してから、クーリングブレイクを挟んでわずか8分間で3失点を喫してしまったことには「前から行くのか、このまま耐えるのかというところで少しギャップが生まれてしまったのかなと思います。そこをコントロールしていたつもりですけど、最終ラインの前のスペースをうまく使われて、その後も2失点をしてしまったので、そこを試合中に気づいて修正できれば良かった」と振り返った。
そして、3連敗で大会を終えたことに関根は「リーグの色が出たかなと思います」とJリーグと国際舞台で感じた差を次のように明かしながら、今後の成長を誓った。
「日本というリーグはチームの構造を維持したまま戦って、全員で守って全員で攻める。ただ、そうじゃないこういった個が強い相手に対しては、日常のリーグのサッカーの文化の差が出たなとすごい感じる。じゃあそこをどうやって埋めていくのかというのはすごい難しいなというのが正直なところですけど、こういう大会を経て一人一人が感じたものがあると思うので、この経験を絶対に活かしたいと思います」
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