ちいかわの草むしり検定は合格フラグ立ちまくり？　「上げて落とす」ナガノ節への不安の声も

　Xで連載中の人気漫画『ちいかわ』。現在、主要人物の1人・ちいかわが3度目の草むしり検定を受験する様子が描かれている。合格か否か、読者の間で期待と不安が揺らぐなか、6月25日に投稿されたエピソードも多くの反響を呼んでいる。

参考：【画像】草むしり検定に挑むちいかわ

　投稿されたエピソードではちいかわが（紆余曲折を経て）受験会場にたどり着き、問題を解き始めた様子が描かれた。

　1回目の受験でちいかわと一緒に草むしり検定5級を受験したなか、自分だけ合格してしまったハチワレ。これまでちいかわを応援してきたものの、受験当日にどんな言葉を贈ればいいか悩んでいた。

　（繰り返しとはなるが、紆余曲折を経て）試験開始時刻ギリギリになんとか会場入りしたちいかわ。「……『がんばってね』でいいかな？」と贈る言葉を悩んだ末、大声で「がんばってねッ!!」と贈ったハチワレ。その姿にハチワレの葛藤を知る読者のコメントが多く寄せられた。

　そのあと小さな声で「……／…がんばって…」とこぼしたハチワレに、試験関係者である鎧さんは「ナイス『エール』」と声をかけた。ハチワレが照れるなか草むしり検定の試験が開始。うさぎ含め3人で協力しながら勉強してきたちいかわは、問題を目にすると頭の中に宇宙が浮かびーー。

　雲行きが怪しくなったちいかわ3度目の草むしり検定。1回目の受験から5年ちかく経とうとしており、ちいかわが勉強に励む描写が多く見られたなか、ついに合格するのではないかと期待されていたなかで迎えた急展開。

　先述の投稿には「ちいかわが草むしり検定5級の受験会場を間違えた」のではないかという考察が寄せられている。当初、ハチワレがちいかわの到着を待っていた会場にははっきりと「草むしり検定」と書かれた立て看板が描かれていた。

　しかしトラブルを乗り越え、急いで会場へと向かう様子が描かれたエピソードでは、会場の立て看板が「草むしり検定」の「検定」部分だけぼやかされていたのだ。そのほかにも立て看板の位置や高さなど、読者の間では急展開の背景を考察するコメントが多く寄せられている。

　1度目、そして2度目の受験会場を見返すと、たしかに看板の高さは共通して、今回ちいかわが足を運んだ会場と異なるようにも見える。

　ただ今回投稿されたエピソードでは、気を引き締め直したちいかわが凛々しい顔で問題に取り組む様子が描かれた。3度目の正直となるか。「ここで落とすのがナガノ先生」といった向きもあるが……。今後の展開に期待したい。

（文=加藤かづき）