DeNA・牧秀悟、安定感ある打撃の秘密は“細いバット”「細いからこそより繊細にバットコントロールができる」

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2025年06月26日 17:00  TBS NEWS DIG

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主将2年目のDeNA・牧秀悟(27)が安定した成績を出し続ける秘密を明かした。交流戦終了時点(6月26日時点)での牧の個人成績は、13本塁打でリーグ2位、43打点で3位、打率も.28518で6位につけていて、主将として今季も打撃でチームを引っ張っている。

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牧は、2022、23年にベストナインに輝き、23年には打点王、最多安打のタイトルを獲得。23年のWBC優勝メンバーで、プロ野球史上5人目となる新人から4年連続20HR超えとデビューから華々しい活躍をしている。結果を出し続けている要因は、相棒であるバットにあった。

一般的なバットに比べて細いバットを使用している牧。「プロ入り前は太いバットも試したが、一番しっくりしたのがこの細い形だった」と語った。一見細いバットはミート率が下がりそうだが、「バットの操作性が上がる。細くても芯に当たれば逆方向にもしっかり飛ぶ。細いからこそより繊細にバットコントロールができる」と細いバットならではのメリットもある。

今年の自主トレではさらに細いバットも使用し、より芯で捉えられるようにミート力をアップさせた。その成果があってか、昨年は逆方向のアーチが0本に対して、今年は4本描いている。

主将2年目となる今年、牧が1番こだわる数字は打点。さらに「今年に関してはホームランも例年よりも増やしたい。ホームランも増えれば打点も増える。そこを1番目指したい」とオフから目標に掲げている自身初のシーズン30本塁打も狙う。

DeNAは、3日から行われていた交流戦を7勝11敗と負け越し、10位。27日からは、リーグ戦が再開し、首位・阪神を3.5ゲーム差で追いかける。27年ぶりのリーグ優勝、そして2度目の打点王獲得へ、主将が“バット”でチームを勝利を導く。

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