バルサ守護神テア・シュテーゲンにモナコが関心か…J・ガルシア加入で揺らぐ正守護神の座

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2025年06月26日 22:16  サッカーキング

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今夏の去就に注目のテア・シュテーゲン [写真]=Getty Images
 モナコは、バルセロナに所属するドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの獲得を検討しているようだ。26日、スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
 
 バルセロナは今夏の移籍市場で、エスパニョールからスペイン人GKジョアン・ガルシアを獲得。さらに、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約延長も決定的となっており、キャプテンを務めるテア・シュテーゲンの地位が揺らぎつつある。

 バルセロナのデコSD(スポーツディレクター)は、テア・シュテーゲンとシュチェスニーが在籍しているなか、J・ガルシアを獲得した理由について「GKの獲得は優先事項ではなかったが、チャンスだと考えた。あのようなレベルの若い選手はあまりいない」と語り、世代交代を見据えた動きと、同選手を低価格で獲得できる好機を逃したくなかったとの説明をしている。

 『ムンド・デポルティーボ』は、J・ガルシア獲得が進むにつれてテア・シュテーゲン放出の可能性を指摘してきたが、バルセロナのキャプテンは「来シーズンもバルセロナにいることは分かっている」と語り、クラブ残留とスタメンの座を争う覚悟を明かしている。

 そして今回の報道によると、モナコはGKの補強に向けて動いており、来年開催されるワールドカップへの出場を見据えて、出場機会を必要とするテア・シュテーゲンの獲得を検討しているという。ただし、現時点で交渉に大きな進展はなく、「目立った成果は得られていない」とのこと。また、モナコは代替候補として、トリノに所属するセルビア代表GKヴァニャ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチや、トラブゾンスポルのトルコ代表GKウルジャン・チャキルもリストアップしていると伝えられている。

 なお、モナコとバルセロナの間では別の取引が進行中で、スペイン代表FWアンス・ファティのレンタル移籍が近づいている。

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