GS屈指の強豪対決はマンCに軍配! ユヴェントスに“5発大勝”でグループGを首位通過

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2025年06月27日 06:09  サッカーキング

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ユヴェントスを下したマンチェスター・シティ [写真]=Getty Images
 FIFAクラブワールドカップ2025・グループGの最終節が26日に行われ、ユヴェントス(イタリア)とマンチェスター・シティ(イングランド)が対戦した。

 ヨーロッパを代表するメガクラブ同士が激突する。ここまで開幕から2連勝を飾り、すでに決勝トーナメント進出を決めているユヴェントスとマンチェスター・シティ。勝ち点と得失点で並び、総得点の関係により現時点ではユヴェントスが首位に立っているものの、今節でグループGの通過順位が確定する。大注目の一戦が、フロリダ州オーランドにある『キャンピング・ワールド・スタジアム』でキックオフを迎えた。

 試合は立ち上がりの9分にマンチェスター・シティがスコアを動かす。ポゼッションで相手を押し込みつつ、ボックス右角でボールを持ったマテウス・ヌネスが一度ロドリにバックパス。ペナルティエリア正面のラヤン・アイト・ヌーリに繋ぐと、ジェレミー・ドクがタイミングを見てマーカーの背後を狙う。ボックス内の左でスルーパスを引き出し、ファーストタッチでマーカーをかわしながら右足を一振り。シュートはゴールに吸い込まれ、マンチェスター・シティが先制した。

 一方のユヴェントスも、その2分後にゲームを振り出しへと戻す。マンチェスター・シティのゴールキックからプレスが再開され、キッカーを務めたルベン・ディアスがGKエデルソンにパス。しかし、組み立てに参加したベルナルド・シウバへの縦パスがミスとなり、インターセプトしたトゥーン・コープマイネルスが一気にペナルティエリア内へ侵入する。素早く左足でネットを揺らし、ユヴェントスが追いついた。

 そんななか、26分に思わぬ形で再びマンチェスター・シティが先行する。相手のクリアを拾って波状攻撃を仕掛け、敵陣右サイド深くでポゼッション。ライン際でサヴィーニョがボールを持つと、マテウス・ヌネスが内側のスペースを駆け上がってポケットに入り込む。スルーパスをワンタッチでゴール前に折り返し、グラウンダーのクロスがピエール・カルルのオウンゴールを誘発。マンチェスター・シティが勝ち越しに成功した。

 さらに52分、後半頭から投入されたエースが結果を残す。自陣からのビルドアップで攻撃の糸口を探り、右サイドでボールを持ったサヴィーニョが中央のタイアニ・ラインデルスにパス。ドリブルで運びながら縦にスルーパスを送ると、右から斜めに駆け上がってきたマテウス・ヌネスがボックス内に抜け出す。ゴール前に折り返しを入れ、最後はアーリング・ハーランドが反応。シュートはミートできなかったものの、ボールはゴールに流れ、マンチェスター・シティが追加点を挙げた。

 攻勢を強めるマンチェスター・シティは、69分にGKエデルソンが前線にフィードを供給。右サイドに流れたハーランドが巧みなトラップでボールを収め、ペナルティエリア右角からカットインを試みる。複数の相手選手を引きつけつつスルーパスを出すが、手前のフィル・フォーデンには合わず。それでも大外でフリーとなっていたサヴィーニョにわたり、最後はプレゼントパスをフォーデンが押し込んでリードを広げた。

 75分にはサヴィーニョの強烈ミドルによってマンチェスター・シティが5点目を獲得。84分にドゥシャン・ヴラホヴィッチからゴールを奪われたが、そのまま試合は5−2で終了。マンチェスター・シティが勝利を収めた。首位通過を決めたマンチェスター・シティは、30日にグループHの2位通過クラブと対戦。ユヴェントスは来月1日にグループHの首位通過クラブと対戦する。

【スコア】
ユヴェントス 2−5 マンチェスター・シティ

【得点者】
0−1 9分 ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ)
1−1 11分 トゥーン・コープマイネルス(ユヴェントス)
1−2 26分 オウンゴール(マンチェスター・シティ)
1−3 52分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
1−4 69分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
1−5 75分 サヴィーニョ(マンチェスター・シティ)
2−5 84分 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス)

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