ユヴェントス戦後に選手と喜びを分かち合うグアルディオラ監督 [写真]=FIFA via Getty Images FIFAクラブワールドカップ2025・グループG第3節が26日に行われ、マンチェスター・シティはユヴェントスを5−2で破った。試合後、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、『DAZN』を通してチームのパフォーマンスを称えた。
ここまでともに2連勝を飾っていた中で迎えたグループGの“首位決戦”は序盤の9分、アルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリからのスルーパスでベルギー代表FWジェレミー・ドクが均衡を破り、マンチェスター・シティが先手を取る。直後の11分には自陣でのミスから同点に追いつかれたものの、26分にはボックス右のスペースを駆け上がったポルトガル代表MFマテウス・ヌネスがオウンゴールを誘い、勝ち越しに成功してハーフタイムへ突入する。
後半に入ると立ち上がりの52分、またも右サイドのスペースを突いたヌネスの折り返しから、今度はノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが押し込んでリードを広げると、69分にはイングランド代表MFフィル・フォーデン、76分にはブラジル代表FWサヴィーニョがゴール。84分に失点を許すも、5−2でタイムアップを迎え、マンチェスター・シティは首位で決勝トーナメントへ駒を進めることとなった。
試合後、グアルディオラ監督は「このような試合をしたのは久々だ。ボールを持っている時でも、持っていない時でも、選手たちは常に全力で戦っていた。我々らしいプレースタイルを取り戻せたと思う」と発し、選手たちの姿勢を称賛。「過去のようなチームに戻るために、改善すべき点について話し合った」と明かした後、「そんな過去の姿が戻ってきたように感じるか?」との問いには、次のように返答した。
「過去のシティが戻ってきたわけではない。今日だって、ただの1試合にすぎないんだ。ただし、今日は何よりも、良いチームになるために何が必要かを選手たちが感じ、必要なものを発揮していた。彼らは何が必要かを理解している。信念は過去の成績ではなく、現在のパフォーマンスから生まれるものだ。それを忘れてはならないよ」
また、首位でグループGを突破したことについても、「強豪チーム相手に首位でフィニッシュできたことを嬉しく思う」とコメント。「このあとはみんなで夕食に行って、月曜日の対戦相手がどこになるのかを楽しみに待ちたい」と話した。
マンチェスター・シティのラウンド16は、日本時間で7月1日の10:00キックオフ。レアル・マドリード、ザルツブルク、アル・ヒラルのうちのいずれかのチームと対戦する。
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