まだ間に合う6月植え野菜はコレだ! プロが教える“32品種の育て方”が「簡潔で役に立つ」と話題

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2025年06月27日 10:30  ねとらぼ

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6月に植える野菜(32品種)永久保存版

 野菜の育て方や栽培のコツを発信しているYouTubeチャンネル「野菜作りの教科書 Vegetable Beginners Guide」が、「6月に植える野菜(32品種)永久保存版」を紹介しています。動画は記事執筆時点で15万回視聴を突破、1000件を超える“高評価”が寄せられています。


【画像】まとめて見る


 6月は夏野菜と秋までのつなぎ野菜の植え付け時期。梅雨に入り、雨の日が続くと日照時間が短くなります。野菜は高温多湿の環境がとても苦手で他の月と比べて病害が発生しやすくなるため、病害に強い品種選びと長雨の対策が成功のポイントなのだとか。今回の動画では実野菜・葉野菜、根野菜に分けて紹介しています。


 6月に植えるのにオススメの実野菜の1つ目は「エダマメ」です。エダマメは大豆と同じ品種で未成熟な若いマメのこと。原産地は中国北東部といわれていて、温暖な気候と強い日照を好むのだそうです。


 発芽適温は25〜28度、生育適温は20〜30度で、種まき適期の目安は3〜5月、苗の植え付け適期は4〜6月で、温暖な地域なら7月まで植え付けが可能で、種まきから2カ月半ほどで収穫できます。支柱立て、土寄せ、水やりなどの作業が必要です。


 昼夜の温度差がある環境ほど味と実つきが良くなり、開花以降に乾燥しすぎると実つきが悪くなって空鞘が増えるので、梅雨明け以降は水切れに注意しながら育てるといいそうです。


 実野菜の2つ目は「トウモロコシ」です。原産地は南アメリカの北部からメキシコ一帯にかけてで、痩せた荒地でも育つほど頑強なイネ科の野菜です。


 発芽適温は25〜30度、生育適温は20〜30度で、種まき適期の目安は3月中旬以降、苗の植え付け適期は4月以降が目安で、収穫時期は種まきから約3カ月、苗の植え付けからは約2カ月です。収穫までの作業は、支柱立て、脇芽取り、摘果、人工授粉、水やり、追肥などです。


 トウモロコシは収穫直後から鮮度がどんどん落ちるので、もぎとってすぐにゆでるのが甘くておいしい果実を食べるポイントとのことです。


 6月に植える葉野菜の1つ目は「コマツナ」です。コマツナは江戸時代から栽培されているアブラナ科の葉野菜で、東京の小松川地区で多く栽培されていたことが名前の由来になっているという説もあるのだとか。


 発芽適温は15〜20度、生育適温は20〜25度で、真夏と真冬を除けば通年種まきができ、保温栽培すれば厳寒期でも栽培できます。収穫までは種をまいてから約1.5カ月で、収穫までの主な作業は、間引き、水やり、追肥、土寄せなどです。


 土壌の適応性が高く、収穫までも短いので、初心者でも比較的容易に栽培できる野菜です。土壌が乾燥して水分不足になると茎葉が硬くなるので、高温期は水やりをしっかりと行うのがコツとのことです。


 葉野菜の2つ目は「ベビーリーフ」です。ベビーリーフは若い葉物野菜の総称で、レタス類やコマツナ、ミズナ、ホウレンソウなどの葉野菜を数センチ以下の小さい状態で収穫したものです。


 ベビーリーフの発芽適温と生育適温は15〜20度です。栽培期は厳寒期を除く通年で、保温栽培すれば年間を通して栽培できます。


 種まき適期は3〜10月で、種まきから収穫までは約1カ月。収穫までの主な作業は水やり、追肥などです。種まきから収穫までが短く、栽培の難易度は低めで、株元を数センチ残して刈り取れば、シーズン中は何度も収穫を楽しめるそうです。


 6月に植える根野菜からはまず「サツマイモ」を紹介。サツマイモはヒルガオ科の野菜で原産地は熱帯の中央アメリカです。


 病害や害虫、高温と乾燥に非常に強く土質を選ばないため、栽培は容易。苗作りは3月以降、苗の植え付けは5月以降で、収穫適期は苗の植え付けから約4カ月です。収穫までの主な作業は、つる返し、水やり、追肥、マルチングなどです。


 水はけと通気性の良い土壌を作り、日当たりの良い場所で育てると、良質なイモが収穫できるということです。


 動画では他にも、オクラ、スイスチャード、ラッカセイなどさまざまな野菜を分かりやすく取り上げているので、興味がある人はのぞいてみるとよさそうです。


 コメント欄には「必要な情報が簡潔にまとめられていて、とても役に立ちます」「野菜は本当に種類がいっぱいありますね。勉強になります」「夏は雑草と虫が多いのでそこまで植えたいのがなく秋まで待とうかな。土作っとこうと思います」といった声が寄せられています。


 投稿主さんはYouTubeチャンネル「野菜作りの教科書 Vegetable Beginners Guide」の他、X(Twitter)(@GuideVegetable)、公式サイト「家庭菜園で簡単野菜作り Vegetable Beginners Guide」でも野菜作りに関する情報を発信しています。




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