ユーヴェはマンCに完敗…コープマイネルスは改善を誓う「この敗戦から学ばなければ」

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2025年06月27日 11:13  サッカーキング

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コープマイネルスのゴールで1度は同点に追いついたが… [写真]=Getty Images
 FIFAクラブワールドカップ2025・グループG第3節が26日に行われ、ユヴェントスはマンチェスター・シティに2−5と大敗を喫した。試合後、ユヴェントスに所属するオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスが、『DAZN』を通して試合を振り返った。

 ユヴェントス、マンチェスター・シティともに、ここまで2連勝を飾っていた中で迎えるグループGの“首位決戦”。試合は序盤の9分、ユヴェントスから見て右サイドを崩され、ベルギー代表FWジェレミー・ドクに先制点を奪われるも、直後の11分には、ブラジル代表GKエデルソンのパスがズレた隙をコープマイネルスが見逃さず、インターセプトから左足でゴールネットを揺らし、即座に試合を振り出しに戻す。

 だが、ここからはマンチェスター・シティに押し込まれる時間帯が増え、1−2で折り返した後半には、52分にノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、69分にイングランド代表MFフィル・フォーデン、76分にブラジル代表FWサヴィーニョと次々に失点を重ねる。終盤に入った84分には、途中出場していたトルコ代表FWケナン・ユルディズが左サイドからカットインすると、中央でうまくポジションを取ったセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチがスルーパスを引き出し、1点を返したものの、ユヴェントスの反撃はここまで。試合は2−5でタイムアップを迎え、ユヴェントスは2位で決勝トーナメントへ進むこととなった。

 試合後、コープマイネルスは「彼らの方がより多くの時間帯でボールを持っていた。前半の僕らは少しポジションが低すぎたんだ。結果として、ボールを奪い返した際も、そこから攻撃に転じることが難しくなってしまった。それでも、彼らにかなり近づいていたとは思う」と敗因を分析。「ハーフタイムには1−2だったから、同点を狙おうと話をしていたが、後半は彼らの底力を見せられてしまった。この敗戦から学ばなければならない」と語った。

 自身の先制点のシーンについては、「相手のパスミスだったが、チームが自信を持つためには大事なゴールだった」と発言。「その後、陣形を高い位置まで押し上げられる時間帯もあったが、残念なことに多くの失点を喫してしまった」と唇を噛んだ。

 コープマイネルスは2024−25シーズンのセリエA終盤戦を負傷の影響で欠場していたが、「まだ100%ではない」と自身のコンディションにも言及。「アキレス腱は厄介だが、この大会を通して、乗り越えなければならない試練だと思っている」と明かすと、「大会が終わればオフもある。物事が良い方向に進めば、来季はより良い姿になれるだろう」と見据えた。

 昨季途中より就任したイゴール・トゥドール監督の下で、マンチェスター・シティにに敗れたとはいえど、決勝トーナメント行きの切符を掴んだユヴェントス。コープマイネルスは「彼が僕らに対して何を期待しているのかは、この3カ月でわかってきている。この大会でも、理想とする姿に近づくための取り組みをしているところだし、学ばなければならない点は多々ある」とチームの現状について語ると、「インテンシティーやスタイルの面では手応えをつかめているが、今日のこの結果を見ると、もっと良くなるしかないね」と話した。

 ユヴェントスのラウンド16は、日本時間で7月2日の4:00キックオフ(1日の28:00)。レアル・マドリード、ザルツブルク、アル・ヒラルのうちのいずれかのチームと対戦する。




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