中古車の平均購入額は? - 購入したボディータイプトップ3は「軽自動車」「ミニバン」「コンパクトカー」【1000人調査】

ホンダアクセスは6月26日、「中古車の購入に関する調査2025」の結果を発表した。調査は5月16日〜20日、直近3年以内に中古車を購入した20歳〜69歳のドライバー1,000人(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。


中古車を購入した理由を聞いたところ、「購入費用を抑えられる」(57.1%)が突出して高く、次いで「すぐに納車される」(28.8%)、「気軽に乗ることができる」(28.6%)が上位に。購入したボディータイプは「軽自動車」(39.1%)、「ミニバン」(16.7%)、「コンパクトカー」(14.0%)が多く、特に女性は「軽自動車」(50.2%)が半数を占めた。



購入した場所については「中古車販売店(ディーラー系除く)」(49.9%)が最も多く、理由を聞くと「安い」「欲しい車があった」といった声が。次いで「ディーラー系中古車販売店」(24.5%)、「ディーラー」(12.2%)と続き、「ディーラー系中古車販売店」を選んだ理由では「信頼できる」「安心」、「ディーラー」を選んだ理由では「いつも利用している」「アフターフォローがある」などが挙げられた。


続いて、中古車を購入した際にこだわったポイントを聞いたところ、「価格」(54.3%)、「走行距離」(39.1%)、「ボディーのタイプ」(37.7%)、「年式」(29.3%)、「デザイン」(23.6%)が上位に。

1位の「価格」について、当初いくらくらいの中古車を希望していたかを聞いたところ、「100万円〜150万円未満」(26.7%)や「50万円〜80万円未満」(17.3%)が多く、平均は138.8万円。一方、最終的に購入した中古車の価格は「100万円〜150万円未満」(22.8%)や「150万円〜200万円未満」(15.8%)、「50万円〜80万円未満」(15.5%)などで、平均は145.8万円だった。



また、値引き交渉について聞くと、54.5%が「値引き交渉をした」と回答。その結果、81.1%が「値引きできた」ことが明らかに。値引きできた金額は「5万円〜10万円未満」(18.9%)、「10万円〜30万円未満」(16.5%)など、平均で13.3万円となった。


次に、中古車選びの際におこなった現車確認でチェックしたポイントを聞いたところ、「ボディーの状態」(41.7%)、「内装の状態」(34.7%)、「シートの座り心地」(29.4%)、「車内のにおい」(27.2%)、「タイヤ・ホイールの状態」(26.3%)が上位に。



また、中古車購入時に新品に交換されていたらうれしいと思う内装パーツを教えてもらったところ、1位「エアクリーンフィルター(エアコンフィルター)」(30.4%)、2位「フロアカーペットマット」(23.2%)、3位「シート・シートカバー」(22.6%)となり、車内の清潔さを求める人が多いよう。さらに、中古車についていたらうれしいと思う装備を聞くと、「ドライブレコーダー」(44.1%)、「カーナビ(新品)」(41.7%)、「ETC」(39.9%)、「バックカメラ」(34.7%)が上位にあがった。


次に、中古車の納車前のサービスに対し、払ってもいいと思う上限金額をサービスごとに聞いた。その結果、【エアコン添加剤の補充】では69.6%が「払ってもいい」と考えており、その上限金額は平均で1,865円という結果に。



同様に、【ボディーコーティング】は同73.4%の1万3,163円円(「払ってもいい」と回答した人の割合と、上限金額の平均)、【アンダーコーティング(クルマの下回りのコーティング)】では67.4%の7,294円、【アルミホイールコーティング】では63.4%の4,834円、【エンジン内部洗浄】では71.0%の5,312円となった。（CHIGAKO）