スカウト集団幹部とホストを逮捕 性風俗店に女性を紹介疑い 警視庁
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2025年06月27日 18:38 毎日新聞

警視庁本部庁舎=米田堅持撮影 ホストクラブの売掛金(ツケ)回収のため、性風俗店に女性を紹介したとして、警視庁生活安全特別捜査隊は27日、スカウトグループ幹部の長谷川明生(28)=東京都新宿区=と、ホストクラブ従業員の小林尋斗(29)=同=の両容疑者を職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕容疑は2022年7月25日ごろ、共謀して、さいたま市大宮区のソープランドに20代女性を紹介したとしている。警視庁は2人の認否を明らかにしていない。
警視庁によると、グループは「オンライン」と称し、新宿・歌舞伎町と銀座を拠点に20人ほどが活動。女性を性風俗店に紹介して店側から支払われる報酬「スカウトバック」で、月約500万円を稼いでいたとみられる。
22年2月ごろ、小林容疑者がマッチングアプリで出会った女性を自身の働く店に誘って約270万円のツケを作らせ、「稼げる仕事を紹介してくれる」と言って長谷川容疑者と引き合わせたという。【菅野蘭】
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