臨場先の高齢女性宅から現金を盗んだなどとして、神奈川県警は27日、相模原南署地域課の40代の男性巡査部長を窃盗と住居侵入の容疑で書類送検し、同日付で懲戒免職処分とした。
送検容疑は2024年11月15日、70代女性からの110番を受け、相模原市南区にあるその女性方に臨場した際、現金約7万9000円を窃取。同18日にも「手袋を忘れた」と言って再訪し、約8万7000円を盗んだとしている。
女性から「警察官が来てからお金がなくなった」と県警に相談があり、捜査していた。巡査部長は「好きな洋服が買えると思った」などと話したという。県警監察官室は「業務管理をより徹底し、信頼回復に努める」としている。【横見知佳】
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