
ワークマンのレディース「エアロストレッチクライミングパンツ」(以下、クライミングパンツ)はアウトドアや、スポーツシーンに使えるパンツ。登山やトレッキングにも対応できる高機能アイテムです。
ここでは、実際にウォーキングなどで使用してみた筆者が、そのはき心地についてレビューします。
●軽くてすっきり!
このクライミングパンツは、ウォーキングをする筆者と筆者の母の2人が使っています。このパンツを初めて手にした母の第一声は「軽いね」でした。
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筆者は冬向けの裏起毛バージョンも持っていましたが、夏向けのこのモデルは生地が薄く、より軽くなっています。裏起毛がない分、生地のごわつきもなく、特にお尻周りがすっきりとした印象です。
冬用から夏用に切り替えるとその軽さに感動するほどで、筆者も母も快適に愛用しています。
●優れたストレッチ性やUVカットにより、スポーツやアウトドアに使いやすい
このクライミングパンツの特徴は軽さだけではありません。ストレッチ性、吸水速乾性、UVカット、花粉・ほこりの落ちやすさなど、豊富な機能を備えています。
特にストレッチ性の高さは筆者も実感しており、膝部分のクライミングカットの効果もあって、座る姿勢になってもほとんど窮屈さを感じません。
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太ももやお尻も窮屈になりにくいため、長時間の座り作業や、腰を低くするスポーツなどでも活躍するでしょう。
UVカットは夏のアウトドアに必須ですし、吸水速乾機能は汗をかいた後や洗濯後も乾きやすいので便利です。
また、ウエストがゴム仕様なのでお腹に力を入れやすく、少し食べ過ぎてしまっても苦しくなりにくいのがうれしいポイントです。
機能として通気性はうたわれていませんが、晴れた日にウォーキングをしても内側が蒸れにくいと感じます。メッシュ生地のような涼しさはありませんが、暑さを感じにくい気がしています。
●ポケットの数が多い スマホは前のウエスト近くのポケットに
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クライミングパンツには、お尻側に2つ、前の両サイドに2つ、左右の太ももに2つ、合計6つのポケットが付いています。
これだけポケットがありますが、筆者は両サイドのポケットをメインに使っています。太もものポケットは物を入れると膨らみが目立ち、重さで生地が下に引っ張られてしまうからです。また、お尻のポケットに物を入れる習慣がないため、普段の生活でもウォーキング中でも使っていません。
両サイドのポケットは深さがあり、スマートフォンもしっかり収まります。前かがみになったり座ったりしてもスマホが骨盤に当たることがないので、このポケットに入れるのがおすすめです。
●膝の縫い目が気になるかも
クライミングパンツは膝付近が立体的な裁断になっていますが、この内側の縫い目が体にあたり、少し違和感をもつことも。パンツのサイズや体格によっても感じ方は異なると思いますが、筆者は少し気になりました。
また、裏地はややざらざらした肌触りのため、敏感な人は気になるかもしれません。
クライミングパンツの販売価格は1900円(税込み)。カラーはブラック、ベージュ、ダークグリーン、ライトピンク、ライトグレー(筆者購入品)をラインアップ。サイズはS・M・Lを展開しています。身長約160cmの人がMサイズを着用した場合、太ももやウエストのサイズ感に違和感はないものの、丈は少し長めと感じるかもしれません。
軽くてストレッチ性が高いうえ、UVカット効果もあるため、主にアウトドアシーンで活躍しそうです。また速乾性にも優れているので、雨の多い時期に普段着として使えば、洗濯後もすぐに乾いて、重宝しそうです。
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