▲競馬メディアなどで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)【細江純子=コラム『ホソジュンの幸せ馬房』】
◆ラジオNIKKEI賞の注目馬
最近、真夏のような暑さの日も増えており、「6月の時点でこの暑さ…7月8月はどうなってしまうのだろうか?」と、心配になってしまいます。とは言え、私は暑さよりも寒さの方が苦手なので、人よりも平気なのですが、競馬日は、馬たち大丈夫なのかな? と、そこは本当に気になります。
特に暑さに弱いとされる馬たちは、ギリギリパドックまでは我慢ができても、コースに出てからの太陽の暑さに加え、馬場の照り返しにやられ、そこで一気に気持ちが萎えてしまう仔も多く存在すると耳にします。ただでさえ馬券予想が難しい夏競馬ですが、暑さという点からも、ギリギリまで見極めが必要なのかもしれません。
さて話は変わり、今週は東京滞在だったこともあり、濃密な日々。
月曜日は健康診断、火曜日は「さきたま杯」の予想番組出演後にサンスポさんでの春のGI連載を労っての打ち上げ、水曜日は浦和競馬場でイベント、木曜日は浦和競馬のYouTube配信「うらわっしょい」に参加と、週の3日は埼玉へ。
朝を迎え直ぐに夜という日々でしたが、ご一緒する方々との時間が心地よく、疲労が残らない状況で、「誰と一緒に仕事をするか」「誰と一緒に時間を過ごすか?」これは、本当に大事なことだと改めて思いました。
さて、水曜日に行われた「さきたま杯」ですが、シャマルは強い内容でした。馬場もプラスに働きましたが、シャマルを信じての迷いのない川須騎手の騎乗振りが光る内容でした。
一方のコスタノヴァですが、この馬はスタート&二の脚の点からコースの難しさがでてしまった印象。改めてですが、スタート後からの最初のコーナーが長いこと&枠が外にならないこと、これが大事だと思いました。
さぁ今週から福島競馬が開幕。私も日曜日は福島競馬場からの中継となり、楽しみです。
その福島で行われる3歳のハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞」ですが、開幕週&コースから魅了されるのはトレサフィール。
あと、ここにきて馬が良くなっていると感じるのがバズアップビート。馬の成長力にあわせる友道厩舎という点と、戸崎騎手と手があいそうなタイプに感じ楽しみです。
あとは、枠&斤量から魅了されるのがスナークピカソ。追い切りの動きも以前よりも重心が起きていますし、狙ってみたい馬です。
それでは皆さん、ステキな週末を。
ホソジュンでしたぁ。
(文=細江純子)