
帰省で親族とともに楽しい時間を過ごしていたはずが、外食先でのトラブルによって台無しになってしまった――。東京都の40代女性は、外食チェーン店で食事をしたときの出来事を投稿に寄せた。
お盆に帰省したときのこと。そこは幅広いメニューを取り揃えたチェーンだったが、「お墓参りに親戚を回る際、どこも豪華なご飯が並ぶので、麺が食べたいな」となった。(文:西荻西子)
見た目では分からなかったアレルギー食材の混入
メニュー表の写真で料理を確認すると、女性がアレルギーを持つ食材が乗っていた。女性は自身がアレルギーを持っていることを伝え、「代わりの食材はいいので省いてもらえるか」と確認し、大丈夫だと言われたので注文した。
しばらくして頼んだ料理が届いた。女性が伝えた通り、その食材は入っていないように見えた。
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「安心して食べ始めると口の中に違和感が……なんと、見た目ではわからない形で私のアレルギーの食材が堂々と乗っていたのです。すぐに吐き出し、気分が悪くなったので、姉だけ事情を説明して車で待機しました」
女性は口をすすぐため、水を買いにコンビニへ向かった。するとそこには、女性の注文を取った店員がいた。
「ムカついたので、一言どんなことが起こったのか話をしたら、『アナフィラキシー起こるんでしょ!』と居直られて、怒りを覚えながら車に戻りました」
店員の態度に、女性は強い怒りを覚えた。
店長の対応にも不満、本部に問い合わせたが……
姉も店側に状況を説明したが、その対応も最悪だった。
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「店内での対応も、姉が指摘をしてくれたそうですが、当初私が注文を確認せずして、勝手に食べたと思った店長さんの態度も最悪だったと姉もヒートアップ」
その後、「(店側の人が)車まで泣きながら謝りに来ました」というものの、結局女性は緊急外来に行く事態となった。
その後女性は「あまりの対応の悪さに会社のマニュアルが気になって本社に確認しました」と行動に出た。しかし、その対応も満足のいくものではなかった。
「その担当者?責任者も私の心配などせず、私の要望のマニュアルもその後の店舗への指導なども聞かせてくれませんでした。健康保険を使った場合の納得いく説明も全くなく、淡々と対応されたのも不快になりました」
一連の対応に納得行かなかった女性は、そのチェーン店には今後は行かないと書いていた。
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今回のケースは一個人の体験談だが、決して特別なことではない。外食の場で誰もが安心して食事を楽しむためには、アレルギーに関する正確な知識と、万が一の事態を想定した丁寧な対応が不可欠だろう。
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