中部地方の中心エリアとして、高い都市機能を持つ愛知県。県内には教育水準や校風、伝統などを背景に、強いブランド力を備えた私立高校が数多く存在しています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、愛知県在住の60代以上を対象に「ネームバリューが強いと思う愛知県の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元である愛知県に住む60代以上の人から「ネームバリューが強いと思う」支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率13.9%の「滝高校」でした。江南市に位置する滝高校は、1926年に開校した「滝実業学校」を前身とする私立高校です。「質実剛健」「勤勉力行」「報恩感謝」を建学の精神とし、総合力に秀で、多様性に対する寛容な姿勢を身につけた、魅力ある生徒の育成を目標としています。
|
|
同校では、「知力」「体力」「教養」のバランスのとれた生徒の育成に注力。2年次から文系・理系に分かれるほか、理系は3年次に理・工・農系を目指す「理Iコース」と、医・歯・薬系を目指す「理IIコース」に分かれて学習を進めます。また、放課後や長期休暇中には、幅広い内容を学べるオープン講座が開講されているほか、特別復習授業や土曜講座の実施など、きめ細やかな教育を展開しているところも魅力。2025年の大学入試では、国公立大学は名古屋大学・名古屋市立大学、私立大学は立命館大学・名城大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位は、得票率17.3%の「東海高校」でした。名古屋市東区に位置する東海高校は、1888年に創立された「浄土宗学愛知支校」を前身とする私立高校です。「明照殿を敬い、信念ある人となりましょう」「勤倹誠実の校風を尊重して、よい個性を養いましょう」「平和日本の有要な社会人となりましょう」の三綱領を教育目標に掲げています。
同校は中高一貫教育校となっていて、高校2年次から文系・理系に分かれるほか、習熟度別にクラスを編成するなど、きめ細やかな教育を展開しています。高校3年次生を対象とした小論文指導や冬期特別授業の実施など、受験生に対する手厚いバックアップも魅力。2025年の大学入試では、国公立大学は名古屋大学・京都大学、私立大学は立命館大学・早稲田大学・東京理科大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。