豊かな自然と伝統文化に恵まれた岐阜県。県内では、生徒一人ひとりの個性を伸ばす教育方針や学力向上への取り組みを背景に、近年評価を高めている公立高校もあります。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、岐阜県在住の社会人を対象に「近年評価が高まってると思う岐阜県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の社会人から支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率11.9%の「岐阜北高校」でした。岐阜市に位置する岐阜北高校は、1941年開校の「岐阜市立中学校」、1946年開校の「岐阜市立農業学校」、1930年開校の「長良実科女学校」の3つの学校を起源とする県立高校です。「自己の哲学の礎を築き、粘り強く物事に取り組める生徒」「知に貪欲になり、主体的・創造的に探究できる生徒」「多様な他者と協働し、課題解決できる生徒」の育成を目指しています。
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同校では、少人数のゼミ形式による探究型授業やディベートなど、柔軟なカリキュラムを実現するために「進学重視型単位制」を導入。また、岐阜県教育委員会から「理数教育フラッグシップハイスクール探究実践事業」の指定を受けており、海外の高校との交流や大学との連携など、生徒の視野を広げる機会を積極的に提供しています。
2025年度の大学入試では、国公立大学は岐阜大学・名古屋大学、私立大学は名城大学・立命館大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位は、得票率14.1%の「岐阜高校」でした。岐阜市に位置する岐阜高校は、1873年に創立された「仮中学」を前身とする県立高校です。「不屈でたくましい精神力を持った人材」「知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな人材」「勤労を尊び、思いやりと奉仕の心を持って社会に貢献する人材」の育成を目指しています。
同校では、「百折不撓、自彊不息」の校訓のもと、生徒の視野を広げるとともに、知的好奇心をかきたてるような教育を展開。最先端の学問に触れるほか、OBの現役東大生・東大院生との座談会や、社会人のOBを訪問して懇談会などを開く「ジョイントセミナー at 東大」などの独自の取り組みも魅力です。
2025年度の大学入試では、国公立大学は名古屋大学・岐阜大学、私立大学は立命館大学・同志社大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
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