黒沢ともよ『ガンダム ジークアクス』マチュ役でアムロと心情重なる 鶴巻監督はツンデレで「ブライトさん!」

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2025年06月28日 17:55  ORICON NEWS

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劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuXジークアクス -Beginning-』再上映記念!舞台あいさつの様子 (C)ORICON NewS inc.
 サンライズとカラーの共同制作の「ガンダム」シリーズ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』。テレビシリーズ放送に先駆け、一部話数を劇場上映用に再構築した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の再上映記念舞台あいさつが28日に都内で実施され、マチュことアマテ・ユズリハ役を演じた声優の黒沢ともよ、シリーズ構成・脚本の榎戸洋司氏、監督の鶴巻和哉氏が登壇した。

【写真】カイさん!?幻のプランに驚き!マチュ風なドレス姿の黒沢ともよ

 最終話(12話)が24日深夜に放送されたばり。マチュについて、鶴巻監督は「各話ごとに、この回ではこう言っているけど次の話数では違うことを言っている。そういう形で作っているんです。目的に向かって一直線に進んでいくのは大人の考えだと思っていて。若い人は『きのうと言ってることと違うじゃん』とか『この目的があるのに今こんなことを言ったら台無しになるでしょ?』というのをやらかすのが印象。そうなるようにしたいなと思った。黒沢さんの中で統一が取れていればマチュというキャラクターが成立すると思った。僕の中では分裂しているので」と裏話を語った。

 黒沢は「自分の飲み下せる、理解できる一歩外側をなぞっていくという感じで演じていました」と振り返る。榎戸氏は「いつもアフレコの後に鶴巻監督と(プロデューサーの)杉谷(勇樹)さんはと『マチュが黒沢さんでよかったね』と言ってました。本人に言っちゃダメなのかなと思って」と明かし、黒沢は「え〜!もっと早く言ってくださいよ!」とうれしさ爆発。

 アフレコ終わりの鶴巻監督のリアクションはテンションが低めで黒沢は「アフレコ12話をやらせていただいて、『機動戦士ガンダム』のアムロの気持ちをなぞっているようでした!『ブライトさん、僕は…』『親にもぶたれたことないのに!』と思いながら帰った日もありました」と回想。鶴巻監督は「『そうじゃないですよ!』みたいなことはしてないですよね」と苦笑い。榎戸氏は「基本、ツンデレなんですよ」と笑顔で口にしていた。

 本作は「エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けるスタジオカラーとガンダムシリーズを手掛けるサンライズによる新たなガンダムシリーズが日本テレビ系列で24日まで放送された。2021年公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をはじめとする『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズにて監督を務めた鶴巻和哉氏が本作の監督を務め、シリーズ構成は榎戸洋司氏、メカニカルデザインは山下いくと氏と豪華スタッフ陣が集結した。

■『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』あらすじ
宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれる。

エントリーネーム「マチュ」を名乗るアマテは、GQuuuuuuX(ジークアクス)を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。

同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。

そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。

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