40代でご祝儀袋が100均は恥ずかしい?「中身が大事」派と「安っぽい」派で意見分かれる

0

2025年06月29日 06:20  キャリコネニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャリコネニュース

写真

ご祝儀を何万円か贈る時点で、じゅうぶんにお祝いの気持ちはあるものだ。しかし、それを包む袋にも気を遣うべきなのだろうか。ガールズちゃんねるに6月中旬、「結婚式のご祝儀袋、100均はだめ?」というトピックが立ち注目を集めた。

トピ主の女性は、これまで「中身が大事だし、わざわざ袋にお金をかける意味がわからない」と考え、100均のご祝儀袋を使ってきたという。しかし、「100均の物は安っぽくてすぐわかる」「気持ちが嬉しい」という意見を耳にし、自分の考えを改めるべきか迷い始めたようだ。

「結婚式のご祝儀袋を100均で買いますか?(中略)若い人ならともかく40過ぎの人はやはりおかしいでしょうか」

と問いかけると、女性たちの率直な意見が飛び交った。(文:篠原みつき)

「どうせ中身しか興味無い」「新郎新婦は見てない」“100均OK”が圧倒的多数

この相談のコメント欄には「問題ない」とする声が圧倒的多数を占めた。

「袋なんてクソ下手くそな字を書いてない限りなんでもええわ 問題は中身や」
「どうせ中身しか興味無いんだし、すぐ捨てるから安いのでも問題ない」
「新郎新婦祝儀袋なんて全く見てないよ ご祝儀支払いの場合なんてゴミ同然に開けてる」

結婚式を挙げた経験者からも「自分も買った事がある袋や100均で目にした事がある袋が殆どだった」「ご祝儀袋なんか見なかったもん」といった声が寄せられており、もらう側はそこまで気にしていない、というのが実情のようだ。

また、最近の100円ショップの品質向上を指摘する声も多い。

「100均も、金額に合わせたようなラインナップあるよね」
「100均でも色々な可愛いデザインがあるから問題無し」

実際、100円ショップを覗けば、シンプルなものから華やかなデザインのものまで、様々なご祝儀袋が並んでいる。一昔前の「安かろう悪かろう」というイメージは、もはや過去のものかもしれない。

「安っぽいのはすぐわかる」「年齢的にもちゃんとしたい」という声も

しかし、全員が100均のご祝儀袋に賛成しているわけではない。「気持ちの問題」や「マナー」として、100均は避けるべきだという慎重な意見もあった。

「安い封筒か高い封筒かは比較したらすぐ分かるけどね」
「披露宴に参加するならば100均は使わないかな 紙や熨斗の材質が100均とは違うから」
「自分は100均のは買わない 年齢的にもそういうところはちゃんとしたい」

「友達が100均のを使ってたけど、正直、ヒソヒソ言われてたよ」という、なんとも世知辛い体験談も書き込まれており、やはり気にする人はいるようだ。ご祝儀袋は高いものでも400〜500円程度。数百円の違いでケチと思われたり、品位を疑われたりするのは避けたい、という気持ちも理解できる。

他には、「結婚と出産のご祝儀袋はそれぞれ取ってある」など、ご祝儀袋を記念として大切に保管する人もいた。こういった声を見ると、すぐに捨てられるものだからと割り切ってしまうのも、少し寂しい気もしてくる。

ただ、コメントの中で多くの人が指摘していたのが、袋の値段そのものよりも「中身の金額とのバランス」だ。

「ご祝儀の中の金額に合わせて袋を選ぶほうがいいよ」
「おしゃれだからって言って中身がしょぼいのに無駄に袋だけ豪華な方がマナー違反なんだよね」

これは基本的なマナーで、友人への2〜3万円ならカジュアルなデザインでも良いが、親族や目上の方へ5〜10万円を包むのであれば、それなりに高級感のある和紙や装飾の袋を選ぶべきということだ。たいていはご祝儀袋を購入するとき目安の金額がパッケージに記載されているため、参考にするといいのではないだろうか。

個人的には100均でもいい、いくらだろうと中身が大事という意見に賛成だが、年を重ねると出す金額も多くなる。そうしたバランスを考えざるを得ないのかもしれない。

※キャリコネニュースでは「マナー違反だと思ったこと」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/WRE0YD0N

    前日のランキングへ

    ニュース設定