カタールが2029年クラブW杯の開催国候補に浮上？　冬開催の可能性に欧州勢は反発の可能性も

　カタールは、2029年に開催予定のFIFAクラブワールドカップ（クラブW杯）において、開催国の座を狙っているようだ。29日、イギリス『ガーディアン』が報じている。

　現在、アメリカで行われているクラブW杯は、今大会からフォーマットが刷新され、4年に1度の開催に変更。参加チーム数も「32」に拡大され、大規模なトーナメントに変貌している。　

　次回大会は2029年に予定されており、すでにブラジルが開催国として立候補。また、スペインとモロッコも共同開催に関心を示しているという。そして今回の報道によると、カタールも新たに開催国の候補として浮上している模様だ。

　カタールでは2022年にFIFAワールドカップが開催されたが、夏の酷暑を理由に史上初の“冬開催”が実現。仮に、2029年大会の開催地に決定した場合も、同様に冬開催となる可能性が高いと同メディアが見解を示している。一方、冬開催が決まれば、日程に混乱を生むとして、プレミアリーグをはじめとする欧州各国リーグは猛反発するだろうと指摘している。

　なお、2034年に予定されているFIFAワールドカップはサウジアラビアでの開催が決定。日程は決まっていないものの、2022年大会と同様に“冬開催”となることが濃厚とされている。　


【動画】チェルシーが延長戦を制し、ベスト8入り！