日本一のフローリストを決める大会「ジャパンカップ」の決勝で競う参加者ら=26日午後、福岡国際センター 福岡国際センター(福岡市博多区)で25、26日の2日間、花の魅力を世界に発信する祭典「フラワーデザインコンテスト」が開催された。日本一のフローリストを決める国内最大の大会「ジャパンカップ」には全国から88人が参加し、静岡県函南町の原建吾さんが9回目の挑戦で初優勝した。
「フラワーデザインコンテスト」は、生花商の技術向上と技術を一般の方々に知ってもらうことを目的に、1982年から開催。「ジャパンカップ」は、全国のブロック選考会や花き団体からの推薦などを経たフローリストらが日本一を目指し、競い合う。
決勝戦であるファイナル競技では制限時間70分以内に、出されたテーマに合わせ、用意された花材や資材を用いて作品を作る。作り終えた後の清掃までが評価対象で、葉が1枚でも残っていれば減点対象だ。
今回のテーマは「二人の門出を祝う」。出場者らは、あじさいやラン、カーネーションなど13種の花と資材を組み合わせ、各々の世界観を表現する作品を作り上げた。
コンテストは2日間で延べ5500人が来場した。