備蓄米を航空輸送=羽田から那覇へ実証―JA全農
0
2025年06月30日 18:02 時事通信社

トラックから降ろされるフレコンバッグに入った政府備蓄米=30日午前、東京都大田区 全国農業協同組合連合会(JA全農)は30日、政府備蓄米の航空輸送を実証試験し、航空コンテナに積み込む様子を報道陣に公開した。羽田空港から那覇空港に向け、約12トンの備蓄米を輸送。重量のあるコメには「適さない」とされてきた航空輸送が、遠隔地へ迅速に届ける場合に活用可能かどうかを検証する。
12のフレコンバッグに入った秋田県産「めんこいな」が30日朝、埼玉県久喜市の倉庫からトラックに積まれて出発。全日本空輸の協力により同日午前に羽田空港で航空コンテナへ積み替えられ、旅客機の貨物スペースに搭載された。7月1日にも沖縄県内の卸売業者に納品される予定だ。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。