東京株、昨夏以来の高値＝米早期利下げ観測が追い風

　３０日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前週末比３３６円６０銭高の４万０４８７円３９銭と５営業日続伸し、昨年７月以来の高値水準となった。米国の早期利下げ期待などを背景に、リスク投資の動きが広がった。

　２７日に発表された米国の物価統計で高関税政策の影響はさほどうかがえず、利下げ再開が早まるとの観測から主要株価指数がそろって上昇した。週明けの東京市場も朝から買いが優勢になり、日経平均の上昇幅は一時７００円を超えた。