日本野球機構(NPB)は1日、「マイナビオールスターゲーム2025」(23日=京セラドーム大阪、24日=横浜)のファン投票最終結果を発表し、二塁手でオリックス太田椋内野手(24)が選出された。
昨年は代替選手として選出も、右足関節痛のため辞退。13年前、小6の時に京セラドーム大阪で行われた球宴の始球式を経験した。当時全セの1番だった巨人長野に投げた記憶が残っている。「特別な思いというか、まさか大人になって、こうして京セラドームでオールスターに出られると思っていなかったのでうれしい」と喜んだ。
現在は腰の張りのため、欠場が続いているが、今季50試合に出場し、打率3割4厘、26打点、5本塁打をマーク。「しっかり早く治して、オールスターでは良い活躍ができるように。できればホームランを打てるように頑張ります」と意気込んだ。
オリックスからは太田の他に、先発で宮城大弥投手(23)、捕手に若月健矢捕手(29)、一塁は頓宮裕真捕手(28)、遊撃は紅林弘太郎内野手(23)、外野手部門で西川龍馬外野手(30)が選出された。
<ファン投票アラカルト>
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◆新人 西武のルーキー渡部聖弥が選出。ファン投票で新人の選出は22年大勢(巨人)、松川虎生(ロッテ)以来。西武では81年石毛宏典(遊撃手)、86年清原和博(一塁手)、99年松坂大輔(投手)に次ぐ4人目となり、球団の野手では清原以来39年ぶり。
◆最多得票 両リーグ最多得票は阪神森下。阪神選手の両リーグ最多得票は55年吉田義男、58年田宮謙次郎、92年亀山努、03年今岡誠、23年近本光司に次いで6人目。
◆オリックス6人 オリックスから球団史上最多の6人が選ばれた。14年の5人(西勇輝、佐藤達也、平野佳寿、糸井嘉男、ペーニャ)を上回った。
◆オリックスの遊撃手 紅林が選出。阪急時代の70年阪本敏三以来、球団55年ぶり2人目。
◆オリックスの二塁手 太田が選出。球団ではバルボン、スペンサー、マルカーノ、大島公一に次ぐ5人目となり、00年大島以来25年ぶり。
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◆広島の遊撃手 矢野が選出。広島では白井勝巳、高橋慶彦、野村謙二郎に次ぐ4人目で96年野村以来29年ぶり。
◆ソフトバンク選出なし ソフトバンクのファン投票選出なしはダイエー時代の93年以来32年ぶり。開催中止の20年を挟み、15年から24年まで続いた柳田の連続選出も途切れた。
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