ショップリストに新社長が就任　ロゴやサービスコンセプトも全面刷新

　ファッション通販サイト「ショップリスト（Shoplist）」を運営するSHOPLISTが、7月1日付で元eBay Japanのキム・ヤンス（Kim YangSoo）氏を新たな代表取締役社長に任命する。サービスコンセプトとロゴデザインの全面刷新を行い、ブランドの再構築とグローバル戦略の強化を進めるとしている。

　キム・ヤンス新社長は、eBay Japan（現Qoo10 Japan）、Gmarket、Qoo10といった企業のファッションおよびビューティ領域で要職を歴任。特に、韓国のビューティブランドを日本市場に定着させた立役者として知られており、今後は「ショップリスト」の事業展開とグローバル化をリードしていくという。
　ショップリストは、2012年7月に日本でサービスを開始。ウィメンズ、メンズ、キッズファッションに加え、ビューティ、ライフスタイル雑貨など、多彩なカテゴリの商品をワンストップで提供しており、年間流通総額は約200億円に達する。
　7月に新社長の就任とサービス開始13周年を迎えるにあたり、同社はショップリストのサービスコンセプトとブランドアイデンティティを刷新。「信頼 - 最も安全で信頼されるサービス」「新鮮さ - 新しく革新的な通販体験の提供」「利便性 - 最も便利で使いやすい通販サイト」「社会的責任 - 社会課題の解決への能動的な貢献」の4つをサービス理念として掲げる。新ロゴは、日本の伝統色である「紺青（ネイビーブルー）」と、創造性や暖かさを感じさせるオレンジを組み合わせ、同理念を視覚的に表現。サービス名も、従来の「SHOPLIST（全大文字）」から「Shoplist（先頭のみ大文字）」へ変更する。