B1仙台89ERSは1日、リブランディング記者会見を実施し、新クラブロゴと新クラブカラーを発表した。
B1仙台は創設20周年を経て、26年シーズンからのBプレミア開幕を迎えるにあたり、今後の発展を見据え『仙台89ERS』の名を仙台・宮城にさらに浸透させ、全国・世界に発信していく事を狙いとして今回のリブランディングに至った。志村雄彦社長(42)は「この20年間でいろんなところに我々の活動の軌跡として届いているロゴ、カラーを変えるということは大きな力がいると思うのですが、今までと違うバスケット、クラブの思いを伝えられるようにしていきたいです」と話した。
新しいロゴは以前のロゴより89を強調したデザインとなった。ホームタウンである仙台市が誕生した1889年、政令指定都市になった1989年から、クラブ名に刻んだ「89」。仙台を象徴し、市民とクラブで一体感を持ってもらいたいと創設時に願いを込めた。「大きな意味を持つ数字をもっとフォーカスして、大切にしていきたいという思いがありました」と志村社長。
新クラブカラーは以前のカラーに杜(もり)の都・仙台の緑の要素を足したカラーで名称は変わらず「ナイナーズイエロー」となる。
B1仙台はこの日までに新体制としてダン・タシュニー新ヘッドコーチ(44)の就任、元NBAのSG/SFジャレット・カルバー(26)、日本代表を経験するPF井上宗一郎(26)らの加入、選手練習場の環境整備も発表。「決してこのリブランディングはロゴが変わった、カラーが変わっただけではなく、我々が今まで出来なかった事への新しいチャレンジのひとつのきっかけにしたい。日本一を目指すというのが大きな目標としてありますので、そのために新しいナイナーズイエローをしっかりつくっていきます。皆さまに届けられる強い、愛してやまない、誇りになれるようなチームを作っていきたいと思います」と力強く決意を新たにした。
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