鈴鹿央士(25)と山田杏奈(24)が1日、都内のマクセル アクアパーク品川で行われた、ダブル主演のアニメ映画「ChaO」(青木康浩監督、8月15日公開)ジャパンプレミアに登壇。作品とスペシャルコラボした、ドルフィンパフォーマンスを楽しんだ。
「ChaO」は、世界最大級のアニメーション映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)で、準グランプリ相当の審査員賞を受賞した。邦画の受賞は、17年「この世界の片隅に」(片渕須直監督)以来8年ぶりだった。鈴鹿は劇中でサラリーマンのステファン、山田はステファンに求婚する人魚王国のお姫さまチャオ、OCTPATH太田駿静(25)は人間と人魚の歴史を追い、たまたまステファンを取材することになった新米記者ジュノーを、それぞれ演じる。 3人は、イルカたちが倖田来未の書き下ろし楽曲「ChaO!」で舞い踊る姿を、固唾(かたず)をのんで見守った。山田は「スペシャルなイベントに、朝からとっても楽しみでした」と期待していただけに、合図をかけたイルカが水中からジャンプする姿に、目を輝かせた。「すっごい楽しかったです。こんなに曲にピッタリなパフォーマンスを見せてくれたのもビックリ。見つめられてる感じが、めちゃくちゃあった」と興奮気味に語った。鈴鹿も「めっちゃ感動した。チャオポーズもしてくれた。仲良しになれた気がします」と感激。
太田も「(イルカが)しっかり見てくれているし…人間と魚の世界が繋がった感じ」と胸を張った。
「ChaO」は「世界に発信できる、まったく新しいオリジナルアニメーション作品を」というコンセプトのもと、16年にプロジェクトが始動し、企画始動から完成までに9年もの歳月を費やした、原作のないオリジナルアニメーション作品。絵を1枚1枚描く、手書きアニメーションにこだわる圧倒的な作画量と斬新な処理の背景美術で、みずみずしくもかわいく人間と人魚の恋模様を描いた。
◆「ChaO」人間と人魚が共存する未来社会で、船舶をつくる会社で働くサラリーマンのステファン(鈴鹿央士)は、ある日、突然、人魚王国のお姫さまチャオ(山田杏奈)に求婚される。ステファンは訳も分からないまま、チャオと一緒に生活することに。純粋で真っすぐなチャオの愛情を受けて、ステファンは少しずつチャオに引かれていく。
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